2010/07/28 00:00
REO SPEEDWAGONのフロントマン、KEVIN CRONINは自分が「ノスタルジーに浸っているわけではない」と言っているものの、バンド史上最大のセールスをあげた1980年のアルバム『HI INFIDELITY』の30周年を祝うための2年計画(デラックス・リイシューや全アルバムを演奏するツアーも含まれる)には興奮しているようだ。
「今年は2010年だから、アルバム・レコーディング30年を祝うって感じなんだよ。来年は2011年で、世界に打って出てから30年になる。『HI INFIDELITY』は僕たちにとってまさにターニング・ポイントだったからね、パーソナルなレベルにおいても、プロフェッショナルなレベルにおいても。そしてものすごく沢山の人々がこの音楽を深く受け止めてくれた。とても特別な時代で、無視することなんかできないよ。だから、30周年を盛大にやることにしたんだ。やる価値のあることならなんだってやるよ」
『HI INFIDELITY』はREOの唯一のナンバーワン・アルバムで、1981年に最も売れたロック作品だった。チャートの1位になった「KEEP ON LOVING YOU」やトップ5に入った「TAKE IT ON THE RUN」など4曲のトップ40ヒットを生み、9Xプラチナに認定された。CRONINによると、「当時REOはレーベルから切られる寸前で、これは僕たちの最後のチャンスって感じだったんだ」
現在バンドは『HI INFIDELITY』の1面全部にちょっとした再アレンジを加えながら、PAT BENATARとの夏のツアーなどでプレイしている。また、KRONINによると 2011年には全アルバムを再現することも話し合っているそうだ。この試みは以前に一度だけ、XMサテライト・ラジオ放送で試みられたことがある。
さらに、来年は『HI INFIDELITY』のデラックス・エディションも発表される予定。これにはREOのマネージャーが最近自分のガレージで発見したオリジナル・デモが含まれるという。
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