2022/03/25
オリヴィア・ロドリゴはまだ10代かもしれないが、それでも大女優のドリュー・バリモアは彼女に助言を求めた。新作映画『オリヴィア・ロドリゴ:ドライビング・ホーム・2・ユー』のプレミア上映を1日後に控えた19歳のオリヴィアは、2022年3月24日に放送された『ドリュー・バリモア・ショー』で、自身の映画に関する質問に答えると同時に恋愛に関する持論を語った。
3月25日にDisney+で独占公開される『オリヴィア・ロドリゴ:ドライビング・ホーム・2・ユー』を、一足先に観た47歳のドリューが“涙がこぼれた"と語ったある瞬間は、オリヴィアが自身のアルバム『サワー』1曲、「Favorite Crime」について話していたあるシーンだった。「あなたが言った言葉……涙がこぼれたんですよ、マジで」と彼女が絶賛したのは“失恋は双方向”という言葉だ。
これについてオリヴィアは、「私はただ、あのひどい失恋を経験した時に、どこかで責任も感じていたのを覚えていたんですよ。誰かのせいにして、“あんなことをされてすごく嫌だった”みたいな気持ちになりがちじゃないですか。でもよくよく考えてみれば、傷ついてしまうような立場に身を置いたのは自分だし、誰も完璧ではないし、その関係で自分だって間違ったことをしていたに違いないんですよね」と説明した。
オリヴィアが話している失恋とは、彼女が出演している『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シリーズの共演者であるジョシュア・バセットとの関係だと考えられているが、『ドライビング・ホーム・2・ユー』で制作の舞台裏が明かされる『サワー』の11曲の多くは、彼との関係にインスパイアされたものだ。「good 4 u」から「deja vu」、そして全ての始まりとなった「drivers license」まで、アルバムのシングル曲には全て“元カレなんてクソくらえ”という同様のメッセージが込められていることから、オリヴィアに支持の波が押し寄せ、彼女は不当な失恋の申し子となった。この現象は、米国民的人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』でコントにもされたほどだ(ジョシュアがTikTokで“意気消沈した”リアクション動画まで投稿している)。
だが現在、彼女は別れの際に生じる二者間のニュアンスについて言及している。今は誰とも交際していないという彼女は、「別れの際に相手を許すということは、自分自身も許すという意味合いも大きいと思うんです」と話している。
ドリューはまた、オリヴィアが『ドライビング・ホーム・2・ユー』を作りながら学んだという、自分自身を誇りに思う方法についてもアドバイスを求めた。この質問に対し、若いスターであるオリヴィアは、周りから常に褒められるのがデフォルトになってしまうため、プライドのバランスを保つことが非常に難しいと答えた。天才子役としてキャリアをスタートさせたドリューは、すぐに共感できたようだ。
オリヴィアは、「“ああ、私が最悪のことをやっても、みんなはすごいことをやったと言うかもしれない。だとしたら、本当にいい仕事をしているのかどうやって判断したらいいんだろう?”と思ったのを覚えています。そこから、極端なんですけれど、自分がやることは全て下手だと思うようになったんです」と明かしている。
そして、「enough for you」やテイラー・スウィフトの楽曲をサンプリングしている「1 step forward, 3 steps back」などで描かれている、彼女が常にパートナーから厳しい視線を浴びせられる関係にあったことについて自身の見解を語っている。
彼女は、「(子役だった私たちはお互いに)幼少期に批判されることがなかったので、そういう意味では批判されることが好きなのかもしれませんね。いい意味でも悪い意味でも、そういう人に惹かれるのは確かです」と認めている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像