2022/03/18
デフ・レパードが、12枚目となるフル・アルバム『ダイアモンド・スター・ヘイローズ』を2022年5月27日にリリースすることを発表した。
2015年にチャートの上位に入った前作『デフ・レパード』以来となる新作アルバムで、1CDデラックスと1CD通常盤が日本盤で発売される他、2枚組LP、デジタルなど複数の形態にてリリース予定となっている(CD、デジタル以外は輸入盤のみ発売)。
ニュー・アルバム『ダイアモンド・スター・ヘイローズ』の発売に先駆けて、デフ・レパードは、パワフルで賑やかなニュー・シングル「キック」を公開した。この曲は、音楽の中に練り込まれたドライブのきいたギターと派手なドラムが弾みをつけて、聴く者をスタジアム規模の大熱狂の渦の中に取り込んでいく。そして、歌のサビには摩天楼のような高音のヴォーカルと特徴的なメロディというデフ・レパードのヒット曲につきものの要素がすべて備わっている。
アルバムのアートワークのデザインは、過去の彼らの有名アルバム・ジャケットの血統を受け継ぎ、一目でそれとわかるものになっている。世界的に有名な写真家であり、監督でもあるアントン・コービンのアイデアで、スタイリストにマリャム・マラカポアー、そしてグラフィックにイギリスを拠点に活動するマンデン・ブラザーズを起用したこのデザインは、まさに現在の彼らの目を通して、彼らがバンドから受けた影響を表現した作品となっている。
アルバムの発売後、デフ・レパードはモトリー・クルーと共に36都市を回るスタジアム・ツアーに出る。スペシャル・ゲストはポイズンとジョーン・ジェットとなっている。
この2年間、デフ・レパードは『ダイアモンド・スター・ヘイローズ』を3か国で同時にレコーディングしていた。ジョー・エリオット(ヴォーカル)はアイルランド、リック・サヴェージ(ベース)はイギリス、そしてリック・アレン(ドラムス)、フィル・コリン(ギター)、ヴィヴィアン・キャンベル(ギター)はアメリカにいたからだ。時間の制限や決められたスケジュールに縛られない中で、彼らはありったけのエネルギーを注ぎ込み、昔ながらの精神に今の熱意をミックスさせて15曲の意義ある楽曲をつくり上げた。テーマ的には、彼らが最初に影響を受けたデヴィッド・ボウイ、T・レックス、そしてモット・ザ・フープルなどのアーティストの方向性を追求した。
アルバムのタイトルは明らかにT・レックスの「ゲット・イット・オン」の歌詞の一節からきている。しかしながら、彼らはこの旅路に自分たちだけで乗り出したわけではなかった。【グラミー賞】を幾度となく受賞しているアリソン・クラウスが、とても特徴的な天使の歌声を「ディス・ギター」と「ライフレス」で聴かせてくれている。そして、デヴィッド・ボウイのピアニストだったマイク・ガーソンも「グッドバイ・フォー・グッド・ディス・タイム」と「エンジェルズ(キャント・ヘルプ・ユー・ナウ)」に参加している。
◎リリース情報
アルバム『ダイアモンド・スター・ヘイローズ』
2022/5/27 RELEASE
<1CDデラックス>
UICY-79984 2,860円(tax incl.)
<1CD>
UICY-16061 2,640円(tax incl.)
https://umj.lnk.to/DefLeppard_dsh
Photo: Anton Corbijn
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