2022/03/14
現地時間の2022年3月10日、米連邦控訴裁判所が、ケイティ・ペリーによる2013年のシングル「ダーク・ホース」をめぐる280万ドル(約3.3億円)の著作権侵害評決の復活を拒否し、名前の挙がった2曲は基本的な音楽的“構成要素”しか共有していないと裁定した。
この裁定を受け、ケイティが3月11日のライブで観客に向かって、「私を訴えるなら確信をもってやんなよ、だって私は蠍座だから、ビッチ!」と叫んだ動画がSNSで話題になっている。彼女は現在米ラスベガスにあるリゾート・ワールドのザ・シアターで【プレイ・ラスベガス】常設公演を開催中だ。
2014年当時、フレイム名義で活動しているラッパーのマーカス・グレイが、ケイティが自身の楽曲「Joyful Noise」を盗作したとして訴えていた。陪審員は彼に有利な評決を下したが、2020年に判事がその評決を覆した。ケイティが盗作したとされるオスティナートが、著作権で保護されるには単純すぎるというのがその理由だった。
2022年3月10日に米第9巡回区控訴裁判所は、3対0でその判決を支持した。控訴裁判所は、「“Joyful Noise”のオスティナートの内、“Dark Horse”のオスティナートと重なる部分は、明らかに従来の音楽の構成要素の配置で構成されている。この素材に著作権を認めることは本質的に、2音のピッチ・シーケンス、あるいは短音階そのものに対する不適切な独占を認めることに等しい」と述べている。
“so just be sure… BEFORE YOU TAKE ME TO COURT CUZ IM A SCORPIO, BICH” (please ignore my screams) @katyperry #KatyPerryPlay pic.twitter.com/7T5ZL31Yhu
— RICHIE MERCADÉ (@RichieMercade) March 12, 2022
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