2022/03/01
ヤングブラッドが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシアで行われる予定だったコンサートを中止すると発表した。
彼は2022年2月28日にTwitterに、「断腸の思いですが、この夏に予定されていたロシアでの公演を中止することをお知らせします」と綴り、「断腸の思いなのは、この1週間のウクライナにおけるロシア政権の悪質で残忍な行為は、僕が過去にロシアで出会った美しい人々の態度や理想を反映していないことを知っているからです!」と続けている。
彼はまた、ウクライナの人々へのメッセージとして、「僕の心は皆さんと共にあります。皆さんはすでに、この不要な侵略に抵抗する強さと決意を示しています。戦争や侵略行為によって運命を強制されるのではなく、自分自身の運命を創造する権利は誰にでもあります。ウクライナ、できるだけ早く戻ってくることを約束します!」と綴っている。
今回のヤングブラッドの発表は、ルイ・トムリンソン、AJR、ヘルス、グリーン・デイ、バトルスなど、ロシア・ツアーの日程をキャンセルしたほかの多くのアーティストに続くものだ。
ルイは、「ウクライナでの最近の出来事を受け、モスクワとキーウでの僕のツアー公演が追って通知されるまでキャンセルされることを、残念ながら発表しなければなりません。ファンの安全が僕にとって最優先ですし、僕の思いは、ウクライナの人々、そしてこの不要な戦争に苦しんでいる全ての人々と共にあります」とコメントしている。
ウクライナとの国境沿いで数か月にわたって軍備を増強してきたロシアのプーチン大統領は、2月24日未明に“ウクライナに特別軍事作戦を展開する"と発表し、その後ウクライナへの攻撃に踏み切った。ロシア側は、ウクライナの非武装化と中立国化、30か国が加盟する防衛同盟であるNATOに加盟しないと保証することを欧米とウクライナに要求している。
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