ドージャ・キャットが、ホールによる1998年の楽曲「セレブリティ・スキン」のカバーで、米ビルボードのロック・チャートに初めてチャートインした。

　同曲は、2022年2月26日付の米ビルボード・オルタナティブ・ソング・チャート“Hot Alternative Songs”で16位、ロック/オルタナティブ・ソング・チャート“Hot Rock & Alternative Songs”で18位に初登場している。また、オルタナティブ・デジタル・ソング・セールス・チャート“Alternative Digital Song Sales”では21位にデビューした。

　2月11日にリリースされた同曲は、MRCデータによると、2月11日から17日が集計対象となった最新チャートにて、全米でストリーミング数300万回、ラジオ・オーディエンス・インプレッション数69,000、そして600ダウンロードを獲得した。

　2019年8月以来、ドージャ・キャットは、米ビルボードのポップやR&B/ヒップホップ・チャートに多くの楽曲を送り込んでおり、計3曲がTOP10入りしている。ニッキー・ミナージュをゲストに迎えた「セイ・ソー」では米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”1位にも輝いた。さらには、リズミック・エアプレイ・チャート“Rhythmic Airplay”で5曲、ポップ・エアプレイ・チャート“Pop Airplay”で3曲が首位に立っている。

　ドージャ・キャットは、自身が出演し、現地時間2月13日の【スーパーボウル】で初公開されたタコベルのCMのためにこの曲をカバーしていた。彼女のバージョンでは、CMの内容に合わせるために、オリジナルの共同ソングライターであるホールのコートニー・ラブの手を借り、いくつかの詞が書き換えられている。オリジナルの共同ソングライターとして名を連ねているスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、そしてホールのエリック・アーランドソンも今回のカバーにソングライターとしてクレジットされている。

　ホールによる「セレブリティ・スキン」は、バンドにとって米ビルボード・チャートで唯一のNo.1曲となっており、1998年10月から4週にわたりオルタナティブ・エアプレイ・チャート“Alternative Airplay”で首位を記録した。バンドは、同チャートに計10曲を送り込んでおり、そのうちTOP10には3曲がチャートインしている。