2022年2月16日公開（集計期間：集計期間：2022年2月7日～2月13日）の“JAPAN Heatseekers Songs”は、ヒグチアイ「悪魔の子」が1位を獲得した。

　「悪魔の子」は、前々週2位に初登場し、前週は自身初の1位をマーク。当週はラジオ88位、ダウンロード21位、ストリーミング90位、動画再生44位の4指標でトップ100入りを果たし、首位をキープした。同曲は、3月2日にリリースされるヒグチアイのニューアルバム『最悪最愛』に収録される。

　トップ3は顔ぶれ変わらず、前週2位の大橋ちっぽけ「常緑」と前週3位のGOT the beat「Step Back」が入れ替わる形に。「Step Back」は、当週動画再生で19位を獲得し、同指標で5週ぶりにトップ20に返り咲いた。

　また4位のAwich「GILA GILA (feat. JP THE WAVY, YZERR)」は、1月17日にオンエアされた『しゃべくり007』にて、ゲストの池田エライザがワンフレーズを歌唱したことが話題を呼び、前週11週ぶりにトップ20にカムバックを果たした。当週は動画再生79位に加え、ダウンロード、ストリーミングもトップ300圏内にチャートインしている。

　7位には、TENSONG「はじまりのおわり」が初登場。TENSONGは、YouTubeやTikTokを中心に活動している、大分県別府市在住の現役大学生3人組ユニット。1月21日より配信がスタートした「はじまりのおわり」は、リリース3～4週目を含む当週、ストリーミングでトップ200圏内を走っている。

　また11位にも、ザ・リーサルウェポンズ「さよならロックスター」が初チャートイン。ザ・リーサルウェポンズは、東京都中野区都立家政を拠点とする2人組ユニットで、同曲は、2月23日にリリースされるメジャー1stアルバム『アイキッドとサイボーグジョー』からの先行配信曲である。

　さらに、17位のBialystocks「Over Now」もトップ20にデビュー。Bialystocksは、映画作家でもあるボーカル・ギター甫木元空と、キーボード菊池剛からなる2人組バンド。「Over Now」は、Bialystocksが1月26日にリリースした1st EP『Tide Pool』の表題曲で、当週はラジオ48位をマークした。

◎Billboard JAPAN Heatseekers Songs
（集計期間：2022年2月7日～2月13日）
1位「悪魔の子」ヒグチアイ
2位「Step Back」GOT the beat
3位「常緑」大橋ちっぽけ
4位「GILA GILA (feat. JP THE WAVY, YZERR)」Awich
5位「神っぽいな」ピノキオピー
6位「Surges」Orangestar (feat.夏背 ＆ ルワン)
7位「はじまりのおわり」TENSONG
8位「Have a nice day」imase
9位「望み」odol
10位「It's all about you feat. SIRUP」Ovall
11位「さよならロックスター」ザ・リーサルウェポンズ
12位「僕らまた」SG
13位「SMILEY (feat. BIBI)」YENA
14位「High School Dropout」DADA
15位「燦々デイズ」スピラ・スピカ
16位「梅田ナイトフィーバー'19」テークエム, KennyDoes, KZ, ふぁんく, KBD, peko, KOPERU ＆ R-指定
17位「Over Now」Bialystocks
18位「見て呉れ」秋山黄色
19位「白馬の王子と薔薇色の私」花耶
20位「光るとき」羊文学

※【JAPAN Heatseekers Songs】とは
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中のアーティストを抽出したチャート。
＜主な抽出ルール＞
・当週を含む3週連続、Billboard JAPANの総合ソング・チャート＜HOT 100＞で1指標でも300位圏内にチャートインした楽曲
・Heatseekersにチャートイン後、＜HOT 100＞のトップ20および＜HOT ALBUMS＞のトップ10以内に入ったアーティストは除く
・直近6か月（26週）中4か月相当（17週）以上20位以内にチャートインしたアーティストは除く
・除外対象アーティストがfeat.等でアーティスト名に明記されている場合はその楽曲も除く　など