2022/02/16
YOASOBIの新曲「ミスター」が本日2月16日に配信リリース。あわせて同曲の原作小説を収めた書籍『はじめての』が刊行された。
新曲「ミスター」は、2月より始動した、島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都という4名の直木賞作家とのコラボプロジェクトから生まれた作品。“はじめて〇〇したときに読む物語”をテーマに4名の作家が小説を書き下ろし、YOASOBIが楽曲を制作するという、“小説を音楽にするユニット”満を持してのプロジェクトの第1弾楽曲となっている。
同曲の原作は、島本理生が今回のために書き下ろした小説「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」。原作の主人公であるアンドロイド“僕“が、所有者“Mr.ナルセ”に抱いた、名前を知らない“はじめての感情”から綴られる、切なく儚いシティポップに仕上がっている。
本日、水鈴社より刊行された書籍『はじめての』には、島本理生『私だけの所有者』のほか、「はじめて家出したとき」をテーマにした辻村深月『ユーレイ』、「はじめて容疑者になったとき」をテーマにした宮部みゆき『色違いのトランプ』、「はじめて告白したとき」をテーマにした森絵都『ヒカリノタネ』の4作を収録。今後順次リリースされていく楽曲の原作小説をいち早くチェックすることができる。
また、コラボプロジェクトのトレーラー映像も公開。映像は、「ミスター」ティザー映像も手掛けた“異次元TOKYO”が担当した。
https://youtu.be/z0PPfpYm678
◎Ayase(YOASOBI)コメント
4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。
◎ikura(YOASOBI)コメント
はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。
◎島本理生 コメント
初めての挑戦をたくさん詰め込んだら、むしろ自分の原点とも言うべき、好きな人との物語になりました。恋よりも強い絆で結ばれた「私だけの所有者」にこの短編で出会ってください。
◎辻村深月 コメント
人は誰でも、その出会いの前と後で人生が変わってしまうような一生モノの出会いの経験があると思います。その一夜を通じて、前の自分にはもう戻れなくなるような、そんなはじめての家出を書きました。この小説もまた、読む前と読んだ後で誰かの何かが変わると信じて、送り出します。
◎宮部みゆき コメント
いつも物語をつくる時は、そのイメージに合った音楽を探すようにしています。ぴったりな音楽が見つかれば、その音楽が私を正しい方向に導いてくれるからです。今回はまず物語が先にあり、そこから音楽が誕生するという企画で、私にはまったく新しい経験に、胸が高鳴っています。
◎森絵都 コメント
「はじめての」というお題をいただき、私もはじめての設定にトライしてみました。時空を超える片思い――この物語が、読者の皆さんの過去に灯る大事な瞬間とつながってくれますように。
◎リリース情報
配信楽曲「ミスター」
2022/2/16 RELEASE
https://orcd.co/yoasobi_mr
https://youtu.be/mz3bCm-Kh9A
◎書籍情報
『はじめての』
2022/2/16 RELEASE
1,760円(tax in.)
https://yoasobi-music.jp/hajimeteno
https://twitter.com/SUIRINSHA
https://www.instagram.com/suirinsha/
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