2022/02/14
Billboard JAPANと、ショートムービープラットフォーム「TikTok」による、今話題のアーティストをフォーカスする番組『NEXT FIRE』が2月4日にBillboard JAPAN TikTokアカウントで配信され、2月のマンスリーピックアップアーティストとして上野大樹が出演した。
『NEXT FIRE』は、Billboard JAPANが新たに公開を開始したJAPAN Heatseekers Songsのチャートをもとに、TikTok LIVEを用いたアーティストライブの生配信、今話題のアーティストの生声が聞ける収録インタビューを配信するハイブリッドな番組だ。前回の配信では、上野大樹が生配信でのスタジオライブを行い、TikTokでも話題の「ラブソング」などを披露。総視聴者数は11,558人となった。
そして、2月18日の20時からは上野大樹のインタビュー映像のほか2月4日の生配信スタジオライブの模様もBillboard JAPAN TikTokアカウントで配信される。
以下より、2月4日の上野大樹による生配信スタジオライブのライブレポートとなる。
<ライブレポート>
シンプルなライトで照らされたステージに登場する上野大樹。アコースティックギターを肩にかけ、軽くチューニングを済ませると、村田昭によるキーボードの伴奏とともに「同じ月を見ている」でライブはスタート。少しハスキーな上野の歌声が瞬く間にスタジオを切なくもどこか温かい空気感で満たしていく。「今日は短い間ですけど、よろしくお願いします」と視聴者に挨拶をすると、「て」へ。比較的短めな楽曲だが、切実に訴えかけてくるような歌詞は聴く人の心を揺さぶってくる。
「普段は弾き語りでやっていることが多くて、せっかくのこういう機会なので、いつもの上野大樹でできればなと」と話したあと披露されたのは「おぼせ」。ギター一本の弾き語り形式でリアルな歌詞を届け、パフォーマンスのエモーショナルさが強まっていく。再びキーボードを交えて最新アルバム『帆がた』に収録されている「波に木」へ。上野の歌唱も数段階ボルテージを上げたかのように感情が溢れ出ていて、純粋に聴き入ってしまった。
ギターを置き、ラストにTikTokで話題となっている「ラブソング」をキーボードとボーカルのみで披露した。一見ショッキングな箇所もある歌詞だが、それによって楽曲の持つ温かいメッセージがより際立っている印象を受ける。実際、曲の後半から多幸感に近い感情が湧いてくる感覚があり、コメント欄にもパフォーマンスに引き込まれている節の書き込みが多く見受けられた。曲の最後の「~届くように」というフレーズの余韻に視聴者を浸らせるような形でライブは締めくくられた。
Text by Haruki Saito
Photo by Masanori Naruse
◎番組情報
番組『NEXT FIRE』生配信スタジオライブ
2022年2月4日(金)
視聴プラットフォーム:Billboard JAPAN TikTokアカウント(@billboard_japan)
出演
アーティスト:上野大樹
MC:Hina(FAKY)、修一朗
<セットリスト>
1. 同じ月を見ている
2. て
3. おぼせ
4. 波に木
5. ラブソング
<次回配信>
番組『NEXT FIRE』インタビュー映像配信
2022年2月18日(金)20時
視聴プラットフォーム:Billboard JAPAN TikTokアカウント(@billboard_japan)
※その他、毎週金曜日にJAPAN Heatseekers SongsチャートをBillboard JAPAN TikTokアカウントで投稿いたします。
※インタビュー映像はTikTok LIVEを用いて配信をしますが、生放送ではございません。
※投稿や公開の時間帯は変更する場合がございます。
出演
アーティスト:上野大樹
MC:Hina(FAKY)、修一朗
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