2022/02/03
現地時間2022年2月2日、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、スティーヴン・スティルスが、ニール・ヤングを支持するため、所属レーベルに対しSpotifyからCSNYの楽曲を削除するよう要請したことがわかった。
また、ナッシュが「友人のニール・ヤングに完全に同意し、支持する」と声明を発表し、Spotifyからソロ楽曲を削除する事を望んでいると彼の担当者が認めた翌日、クロスビーとスティルスもソロ名義の楽曲をプラットフォームから削除するよう要求した。
共同声明で彼らは、「私たちはニールを支持し、Spotifyのジョー・ローガンのポッドキャストで危険な誤情報が配信されていることに同意します」とコメントした。「私たちは常に異なる意見を大切にしていますが、この世界的なパンデミックの中、故意に誤情報を広めることは致命的な結果を招きます。人類への配慮と商業のバランスが取れるような真の行動が起こされるまで、私たちの音楽、あるいは私たちが一緒に作った音楽をこのプラットフォームで提供したくありません」と続けた。
ヤングとSpotifyの一件は、ヤングが1月24日に発表した公開書簡の中で、ジョー・ローガンが誤情報を流した事を理由に、自身のカタログをSpotifyから削除することを要求したことから始まった。2020年5月にSpotifyとジョー・ローガンは1憶ドル(約115億円)と言われる契約を交わし、Spotify独占で『ジョー・ローガン・エクスペリエンス』というポッドキャスト番組を配信している。ジョニ・ミッチェル、ニルス・ロフグレン、インディア・アリーなどのアーティストがニールに続いており、週末にはSpotifyのCEOダニエル・エクが声明を発表し、新型コロナウイルスについて議論するポッドキャストに勧告を導入すると述べた。
また1月31日、ローガンはインスタグラムで10分間の声明を共有し、“物事のバランスを取る”と約束した。彼は自身のポッドキャストで「誤情報を広めようとしている」わけではないことを認め、「意見を聞くために」ワクチン接種に懐疑的なロバート・マーロン博士やピーター・マカルー博士といったゲストを迎えたと説明した。「彼らがゲストとして出演したため、これらのエピソードは危険である、危険な誤情報だとレッテルを貼られました」と彼は述べた。「このような物議を醸す視点と他の人々の視点でバランスを取ることで、より良い視点を見出すことができるよう最善を尽くします」と彼は付け加えた。
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