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2022/02/02

シティポップ必聴盤100枚をレビュー、基本がわかる入門書にして決定版が2/22に発売

 全世界で鳴り響いているシティポップの熱狂を凝縮した、入門書にして決定版『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』(著者:栗本斉)が、2022年2月22日に発刊される。

 ロックやソウルなど洋楽の要素を取り込み、鮮やかな色彩感覚で洗練された都市の情景を描きながら、憂いや哀愁をも含んだ日本独自の音楽ジャンル=シティポップ。1970年代から80年代にかけて日本で誕生したこの都市型ポップスが、2010年代のネット・コミュニティの隆盛により急拡大し、竹内まりやの「プラスティック・ラブ」をはじめとした作品の数々が世界に発見された。

 本書では、シティポップ史に燦然と輝く名盤から、先人の遺伝子を受け継ぎ昇華し続ける次世代盤まで、シティポップを紐解くうえで決して外すことのできない必聴の100枚が厳選され、30年にわたり日本のポップ・ミュージック・シーンと併走してきた著者によって一枚ずつ丹念にレビューされている。

 カバー装画は、鈴木英人によるアートを起用している。また、掲載ディスクを集めたプレイリストが、Spotify、Amazon Music、Apple Musicの3つの音楽サブスクリプション・サービスで聴けるQRコードが巻末に掲載されており、読みながら名作の数々を聴くことができる。

◎商品情報
星海社新書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』
著者:栗本斉
発売日:2022年2月22日(火) ※お住まいの地域により発売日は異なります
定価:1000円(plus tax)
<構成>
・著者自らディスク100枚を選盤し、一枚一枚精緻に綴ったディスクレビュー
PART 1「黎明期」燦然と輝く名盤20枚
PART 2「最盛期」進化と深化の過程で誕生した必聴盤50枚
PART 3「再興期」受け継いだ遺伝子からさらなる変容を遂げる次世代盤30枚
・「シティポップとはなにか」を様々な視点から提示するコラム
コラム 1 編曲家とスタジオ・ミュージシャン
コラム 2 シティポップサウンドのルーツ
コラム 3 国内外のネオ・シティポップ

◎著者プロフィール
栗本斉:音楽と旅のライター、選曲家。1970年生まれ、大阪出身。レコード会社勤務時代より音楽ライターとして執筆活動を開始。退社後は2年間中南米を放浪し、帰国後はフリーランスで雑誌やウェブでの執筆、ラジオや機内放送の構成選曲などを行う。開業直後のビルボードライブで約5年間ブッキングマネージャーを務めた後、再びフリーランスで活動。著書に『ブエノスアイレス 雑貨と文化の旅手帖』(毎日コミュニケーションズ)、『アルゼンチン音楽手帖』(DU BOOKS)、共著に『Light Mellow 和モノ Special』(ラトルズ)などがある。

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