2013/03/16
映画『プラチナデータ』の初日舞台あいさつが16日、東京都内で行われ、出演者の二宮和也、豊川悦司、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、水原希子、大友啓史監督が登壇した。
本作は、非公式に集められた国民のDNAデータ(プラチナデータ)から犯人を特定するという、最先端の捜査が可能になった近未来の日本が舞台。プラチナデータの捜査結果から、殺人の容疑者となった天才科学者・神楽(二宮)と、彼を追う腕利きの刑事(豊川)との追跡劇が展開される。
二宮は「皆さんありがとうございます。無事公開にたどり着きうれしいです」と晴れやかな表情であいさつ。先月の完成披露試写会で、豊川から“エロの後継者”に任命された二宮は「申し遅れましたが、私、二代目・豊川悦司です」と自己紹介し、会場の笑いを誘った。
劇中では豊川に追われ続けるシーンが多く「(出演シーンの)3分の1ぐらいは1人で走ってたんじゃないかな」と撮影を振り返った二宮。豊川が「バックに同じ建物を入れたりして“君たちは離れているようで意外と近いところにいるんだよ”という(大友)監督の演出があったので、実は割と一緒に撮影しました」と明かすと、二宮も「ラブストーリーの王道ですね。すれ違いってやつです」とちゃめっ気たっぷりにコメント。豊川は「次回はどっぷり共演したい」と笑顔で応えた。
また、神楽の同僚を演じた杏が「待ち時間の二宮さんとセットの中の神楽が全然違う。オーラがふわっと変わる瞬間を見られたのは貴重だった」と語ると、生瀬が「本番に入ったときの集中力がすごい。前日1、2時間しか寝てないのにセリフがしっかり入っている。じゃあセリフはいつ覚えたんだ?」と二宮に問い掛けた。
すると二宮は「結構、飲みながらとか、何かやりながら覚えますね。あまりセリフだけを覚えるということはない」と告白。それを聞いた生瀬は「すごい! 俺なんか飲みながらなんて絶対無理だ。だってお酒飲めないもん」とボケると、すかさず二宮が「同じ土俵に立ってないじゃん」と突っ込んで会場を沸かせた。
この日の舞台あいさつの模様は全国72カ所の劇場で同時生中継され、同時に見る観客の数は、日本映画史上最多の6万人という“プラチナ記録”を達成。二宮は「なかなかないことなんじゃないですか。こういうことを共有できるのはうれしい。向こうの会場の雰囲気も知りたいな」とニッコリ。「今日からついに始まります。いろんな思いを一つでも多く受け取っていただきたい」と観客にメッセージを送った。
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