2022/01/26 12:00
リアーナが、気候変動が社会的正義の問題であるとの信念に基づき、自身のクララ・ライオネル財団を通じて1,500万ドル(約17億円)の寄付を約束した。
2022年1月25日に彼女は、カリブ海に位置する7か国と米国で活動する18のクライメート・ジャスティス(気候の公平性)達成に向けて取り組んでいる団体への寄付を発表した。この中には、Climate Justice Alliance、Indigenous Environmental Network、Movement for Black Livesなどが含まれている。
東カリブにあるバルバドス島出身であるリアーナは、「頻度と激しさが増している気候災害は、全てのコミュニティーに等しく影響を与えるわけではなく、有色人種のコミュニティーや島嶼国が気候変動の矢面に立っています」とコメントしている。祖父母の名前を冠した財団が、クライメート・リジリエンス(気候変動による被害から回復する力)と気候正義の両活動を優先している理由は、この格差にあると彼女は指摘している。
Twitterの共同創設者であるジャック・ドーシーの慈善活動#StartSmallとのパートナーシップにより実現した今回の助成金は、女性、LGBT、黒人や先住民のリーダーを擁するグループを中心としており、これらのコミュニティーが最大のリスクにさらされていることを理由としている。
クララ・ライオネル財団のエグゼクティブ・ディレクターであるジャスティーン・ルーカスは、「資金提供者は草の根団体とパートナーシップを築き、彼らが自分たちのコミュニティーで気候変動正義を実現するために何が必要かを深く理解していることを認めなければならない」と声明でコメントした。
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