2010/07/21
第10回『AMERICAN IDOL』の第1次オーディション開始にあたり、SIMON COWELLの後任探しが熱を帯びている状況だが、FOXテレビでは音楽界でよく知られた人物をそのポストに据えようとしているらしく、このほどシンガーのCHRIS ISAAKに2度渡って接触していることが明らかになった。
またこれにより、『AMERICAN IDOL』のエグゼクティヴ・プロデューサーSIMON FULLERと、同番組を去って同じFOXの新たなオーディション番組『THE X FACTOR』の指揮を取るSIMON COWELLの間で、審査員の綱引きが本格化したことにもなる。
FOX側はCOWELLの後任選定は急がないとしながらも、実際には時間は迫っており、信任のエンターテイメント担当の会長PETER RICEは「後任の審査員は、9月初旬あたりからオーディションに参加することになるだろう」とコメントしている。
COWELLの後任探しはFOXにとって最優先事項だが、『AMERICAN IDOL』は他にも大きな変化に直面している。TVシリーズとしては相変わらず高い視聴率を誇ってはいるものの、ここ数年で数字は明らかに低下してきており、参加者を16歳以上から15歳以上に引き下げるという最近の決断が番組にとって大きな転換につながるという見方も多い。
新たな審査員候補としてFOXはかなりの人数と会ったとされており、ISAAKの他にもシンガーのHARRY CONNICK JR.、ロック・シンガーのRET MICHAELS、さらにはDONALD TRUMPまでも候補に上がっていたとされている。
最も有力視されているISAAKは、1989年の大ヒット曲「WICKED GAME」などのソングライターとして知られ、俳優として『EASTWICK』、『COLD CASE』、『SMALLVILLE』などのTVシリーズにも出演。さらにケーブル・チャンネルSHOWTIMEでは、自身の番組『CHRIS ISAAK SHOW』を持つなど広く知られた存在だ。
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