2022/01/14 10:30
ロッド・スチュワートのオーストラリア公演が、現在同国で流行している新型コロナウイルス感染者の急増により中止になったことがわかった。彼は2022年3月から4月にかけて、9公演を行うことが決まっていた。
同ツアーをプロデュースするライブ・ネイションは声明で、「オーストラリアでコロナウイルスが急増し、いくつかの州で娯楽施設のキャパシティ制限が再び課せられた」ため、スチュワートのツアーは「残念ながら、キャンセルとなった」と発表した。スチュワートは、アリーナやRoundhouse Entertainmentが主催する屋外のワイナリーでの【A Day on the Green】コンサート・シリーズで演奏する予定だった。
彼は声明で、「親愛なる皆さん、またしても私はこの邪悪な病に騙されたと感じています。大変残念ですが、2022年の私の公演はキャンセルしなければなりません」と述べた。「(皆さんが)楽しく安全なホリデー・シーズンを過ごされたことを願います。この困難な時期に、私の思いは皆さんのご家族と共にあります。状況が落ち着いた際には、すぐにオーストラリアに戻ることを楽しみにしています」と続け、新型コロナウイルスの危機が去ったら、オーストラリアに来ることを約束した。「とても失望していますが、いずれすべてのパーティーを終わらせるためのパーティーを開くつもりです。保証します」と誓った。
他の国々と同様にオーストラリアも、オミクロン株が猛威を振るっている。同国のワクチン接種率は高いにもかかわらず、多くの住人は抗原簡易検査キットを入手することができない状況で、新型コロナウイルスの感染者数が急増している。
豪ニュー・サウス・ウェールズ州では、物議を呼んだ娯楽施設での「歌わない、踊らない」ポリシーが導入され、豪ビクトリア州は今週、厳格なソーシャル・ディスタンスを取る措置とともに、屋内でのダンス・フロアの一時禁止を発表した。また豪クイーンズランド州は、1日に記録された新型コロナウイルスによる死者数が6人と過去最多になったことを1月13日に発表した。この地域では、オミクロン株による感染が主要であると言われている。
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