2022/01/12 15:41
2022年1月12日公開(集計期間:2022年1月3日~2022年1月9日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、King Gnuの「一途」が2週連続で総合首位を獲得した。
正月休みが終わり、ストリーミングが全体的に先月規模の再生回数を取り戻す一方で、訴求力の高いニュー・リリースが無かったため、シングルが低調となり、ストリーミングで存在感を発揮する楽曲が軒並みランクアップする展開となった。King Gnuの「一途」はシングル発売2週目となった当週、ストリーミング1位、シングル2位、ダウンロード3位と高ポイントを維持し、2週連続首位に。同じくKing Gnuの「逆夢」はダウンロード1位、ストリーミング2位となり、総合3位から2位に順位を上げ、ワンツーフィニッシュを決めた。
前述の2曲は動画再生で2位、3位となっていて、それらを押さえて1位に立ったのは、当週初登場のKep1er「WA DA DA」。日本ではABEMA SPECIALで日中韓同時独占無料放送された、日中韓ガールズ・グループ・オーディション番組『Girls Planet 999』にて最終メンバーに選出された9人が、多国籍ガールズグループKep1er(ケプラー)としてデビュー、そのデビュー曲が「WA DA DA」だ。動画再生1位、ダウンロード36位、ストリーミング26位、Twitter 57位、ラジオ78位と、動画以外の指標ではまだまだ余力を残して、総合20位スタート。昨年に続き、オーディション番組出身アーティストの勢いが維持されるのか、今後のチャートアクションに注目だ。
年末の『NHK紅白歌合戦』で注目を浴びた藤井 風の「きらり」の勢いはまだまだ続く。ストリーミングは前週4,836,314再生から当週6,317,727再生となり16位から7位に、ダウンロードは前週8,409DLから当週8,554DLで7位から5位に、動画再生は前週657,103再生から当週973,000再生で26位から15位へと、それぞれ順位を上げ、総合も9位から7位にランクアップしている。当週フィジカルがリリースされるAimer、優里、マカロニえんぴつを逆転して一層の上位に到達することとなるか、こちらも注目だ。
◎【JAPAN HOT 100】トップ10
1位[1]「一途」King Gnu(8,958枚・16,885DL・9,883,459再生)
2位[3]「逆夢」King Gnu(-・22,640DL・8,903,814再生)
3位[2]「残響散歌」Aimer(-・19,167DL・7,932,004再生)
4位[4]「ベテルギウス」優里(-・6,254DL・8,321,500再生)
5位[5]「ドライフラワー」優里(-・5,217DL・6,434,450再生)
6位[6]「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ(-・2,075DL・7,549,545再生)
7位[9]「きらり」藤井 風(-・8,554DL・6,317,727再生)
8位[11]「水平線」back number(-・3,798DL・6,310,745再生)
9位[7]「CITRUS」Da-iCE(-・5,417DL・5,740,922再生)
10位[16]「群青」YOASOBI(-・5,266DL・5,433,836再生)
※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)
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