2022/01/12
2022年1月12日公開(集計期間:2022年1月3日~2022年1月9日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、King Gnuの「一途」が2週連続となる首位を獲得した。
「一途」は、映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌で、King Gnuが2021年12月29日にリリースした最新両A面シングルの表題曲だ。12月10日に先行配信がスタートし、12月15日付で22位に初登場した本曲は、チャートイン4週目を迎えた前週、初の首位を獲得した。2連覇を果たした当週の再生回数は前週比101%の9,883,459回を記録しており、ほぼ横ばいに推移して、好調をキープした。興行通信社によると、映画の直近の週末動員数ランキング(1月8日~1月9日)は2位で、タイアップ作品の話題性が楽曲人気にも結び付いていることが窺える。
さらに、同シングルのもうひとつの表題曲で、映画ではエンディング・テーマに起用されている「逆夢」が2位にエントリー。こちらの再生回数は前週比118%の8,903,814回で、順調な伸びを見せた。同一アーティストによる当チャートのトップ2独占は、2021年8月23日付でBTS(「Permission to Dance」と「Butter」)が達成して以来、本年度チャートでは初の達成となる。
続く3位は、優里の「ベテルギウス」がマーク。前週から1ランク・ダウンとなったが、再生回数は前週比100%の8,321,500回で、ほとんど横ばいの推移となっており、高水準は維持している。Aimerが12月6日に配信した最新シングルで、アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニング・テーマ「残響散歌」は、前週3位から当週4位となり、こちらも順位は1ランク・ダウンしたものの、再生回数は前週比105%の7,932,004回を記録。推移としては微増となった。1月12日には同曲を収録した両A面シングル『残響散歌/朝が来る』が発売され、カップリング曲の「朝が来る」と併せて次週のチャート・アクションに注目したい。
『NHK紅白歌合戦』の反響を受けてか、前々週27位から前週16位に上がった藤井 風の「きらり」は、当週さらに順位を上げて7位をマーク。11週ぶりのトップ10内返り咲きを果たした。再生回数は前週比130%の6,317,727回を記録しており、増加トレンドを維持している。また、第63回『輝く!日本レコード大賞』の大賞に選ばれたDa-iCEの「CITRUS」は、前々週32位から前週18位に上昇し、当週は9位にエントリー。自身初のトップ10入りとなった。
◎【Streaming Songs】トップ10
1位「一途」King Gnu(9,883,459回再生)
2位「逆夢」King Gnu(8,903,814回再生)
3位「ベテルギウス」優里(8,321,500回再生)
4位「残響散歌」Aimer(7,932,004回再生)
5位「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ(7,549,545回再生)
6位「ドライフラワー」優里(6,434,450回再生)
7位「きらり」藤井 風(6,317,727回再生)
8位「水平線」back number(6,310,745回再生)
9位「CITRUS」Da-iCE(5,740,922回再生)
10位「Cry Baby」Official髭男dism(5,637,145回再生)
※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。
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