2021/12/30
コロナ禍の影響で昨年は配信ライブが主流となった1年だった。2021年はコロナ禍の影響もありつつ、感染予防対策をとりながらの有観客ライブの本格的な復活が実現した年となった。当記事では、2021年に開催された邦楽アーティストによるライブレポートをまとめてプレイバックしていく。
2021年のチャートやメディアを彩ったアーティスト達が日本武道館公演を開催したことがまず記憶に新しい。あいみょんは弾き語りツアー【AIMYON 弾き語りTOUR 2021 “傷と悪魔と恋をした!”】の一環として、メジャーデビュー5周年の記念日である11月30日に、2年9か月ぶりに武道館のステージに立った。LiSAは、自身のソロ・デビュー10周年を記念した全国アリーナ・ツアー【LiVE is Smile Always~LADYBUG~】を12月7日、8日のツーデイズで締めくくり、「明け星」などの楽曲でファンを沸かせた。YOASOBIは初の有観客ライブの会場に武道館を選択。360°のステージと床面に敷き詰められた合計1,682枚のLEDパネルを用いた豪華な演出で堂々とファンと"初顔合わせ"を果たした。
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また、久しぶりに有観客ライブを開催することができたアーティストもいる。Official髭男dismは6月に神奈川・ぴあアリーナMMで約1年4か月ぶりにファンの前でパフォーマンスし、「Cry Baby」を初披露。ONE OK ROCKはサポート・メンバーを交えた特別編成のアコースティック・ライブという形で約1年半ぶりに日本のファンの前に帰ってきた。
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2021年にアニバーサリーを迎えたアーティストも数多くいる。いきものがかりは3月に15周年記念ライブ【いきものがかり デビュー15周年だよ!!! ~会いにいくよ~特別配信ライブ】を横浜アリーナにて無観客で開催。AKINO from bless4は前年は実現できなかった有観客でのソロデビュー15周年ライブを1年越しに開催した。
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2021年に活動を終えたアーティストもいた。昨年10月にバンドの柱であった津野米咲を亡くした赤い公園は、5月に開催した東京・中野サンプラザのワンマンを最後に解散。ファンやアーティストに深く愛されていたことが伝わる幕引きを見せた。その一方で「なんでもないよ、」がキャリアハイの好成績を残す等、今年の活躍から2022年の飛躍も期待されるマカロニえんぴつはバンド史上最大規模のホールツアーを成功させた。
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ここから新型コロナウイルスの感染状況がどう変動していくかは誰も予想できないが、2022年は有観客大型フェスの完全復活、そしてゆくゆくは声を出して楽しめるライブの復活が実現できることを願っている。
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