【2021年洋楽ライブレポまとめ】マルーン5/オリヴィア・ロドリゴ/ザ・ウィークエンド/BTSら、話題の配信ライブや授賞式を振り返る

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2021/12/31 12:00

　洋楽アーティストによる全世界に向けた配信ライブが定着した2021年。当記事では、そんな2021年に開催された洋楽アーティストによるライブレポートや授賞式をまとめてプレイバックしていく。

　マルーン5は自身初となるグルーバル・オンライン・ライブ【American Express UNSTAGED with Maroon 5】を3月に配信。「ムーヴス・ライク・ジャガー」や「シュガー」などヒット曲だらけのセットリストとなっており、アナログとデジタルを組み合わせた多様な楽器を使いこなす姿を見せた。デビュー曲「drivers license」やデビューアルバム『Sour』がヒットし、2022年に開催される第64回グラミー賞で計7部門にノミネートされたオリヴィア・ロドリゴは、ハイスクールの名物イベント「プロム」をコンセプトにした配信ライブを行っている。ジャスティン・ビーバーは自身がアバターとなり、オンライン上の仮想空間 “メタバース”でパフォーマンスをするという現代“ならでは”の企画を開催した。

＜ライブレポート＞マルーン5 ヒット曲だらけの豪華セットリストで贈る初の配信ライブ

＜レポート＞オリヴィア・ロドリゴ、名物ハイスクール・イベントをライブ化した【サワー・プロム】で歌＆演技の技量を発揮

＜レポート＞ジャスティン・ビーバーがメタバースから贈る、“ファン・ファースト”な革新的バーチャル・ライブ

　現地時間2021年5月23日に開催された【2021 ビルボード・ミュージック・アワード】（BBMAs）では、ザ・ウィークエンドが＜トップ・アーティスト賞（Top Artist）＞、＜トップ男性アーティスト賞（Top Male Artist）＞、＜トップ Hot 100 ソング賞（Top Hot 100 Song Presented by Rockstar）＞をはじめ10つの賞を受賞し、2021年の最多受賞アーティストとなった。＜アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞＞を受賞したドレイクは、長年支えてくれた自身のOVOチームを労い、親しい友人たちと喜びを分かち合う祝賀会のために7万人収容可能なスタジアムを貸し切った。そして、2020年2月に20歳の若さで命を落としたポップ・スモークの『Shoot for the Stars, Aim for the Moon』は＜トップ Billboard 200 アルバム賞（Top Billboard 200 Album）＞を受賞している。

【2021 #BBMAs】ザ・ウィークエンドが＜トップ Hot 100 アーティスト賞＞を受賞

【2021 #BBMAs】ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」が＜トップ Hot 100 ソング賞＞を受賞

【2021 #BBMAs】ザ・ウィークエンドが＜トップ・アーティスト賞＞を受賞、今年最多となる計10の賞に輝く

【2021 #BBMAs】ドレイクが＜アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞＞を受賞、息子アドニスと登壇

【2021 #BBMAs】故ポップ・スモーク『Shoot for the Stars, Aim for the Moon』が＜トップ Billboard 200 アルバム賞＞を受賞

【2021 #BBMAs】全受賞アーティスト＆作品リスト

　2021年もK-POPアーティストが熱かった。BLACKPINKは、全世界のBLINK（ファンの総称）たちに向けて初のオンラインライブ【YG PALM STAGE - 2020 BLACKPINK: THE SHOW】を開催。BTSは【2021 ビルボード・ミュージック・アワード】（BBMAs）で「Dynamite」が＜トップ・セールス・ソング賞（Top Selling Song）＞を受賞、【2021 MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード】（MTV EMA）では4つの賞を獲得。【2021 アメリカン・ミュージック・アワード】（AMAs）では過去最多となる6度＜アーティスト・オブ・ザ・イヤー＞を受賞しているテイラー・スウィフトを下し、見事同賞に輝いた。

BLACKPINK、初のオンラインライブのレポート到着

【2021 AMAs】BTS/テイラー・スウィフト/シルク・ソニックなど受賞者一覧

【2021 MTV EMA】エド・シーラン/BTS/リル・ナズ・Xなど受賞者発表

【2021 #BBMAs】BTS「Dynamite」が＜トップ・セールス・ソング賞＞を受賞

　2020年に続き、新型コロナウイルスの影響で多くの洋楽アーティストが来日を断念した2021年。そんな中、11月にキング・クリムゾンは来日公演を開催。それに続くように2022年には、シャカタク、アル・マッケイ・オールスターズ、オールマン・ベッツ・バンドのBillboard Live公演も決定している。徐々に洋楽アーティストのライブが増えていくことを切に願う。