2021/12/15 07:00
RADWIMPSの新曲「うるうびと」が、2022年3月4日に劇場公開が決定した映画『余命10年』の主題歌に決定した。
本作は、小松菜奈×坂口健太郎W主演で、小坂流加著のベストセラー恋愛小説を実写映画化したもの。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松菜奈)と、同窓会で再会した和人(坂口健太郎)との恋の行方を描く。
また、追加キャストも解禁となり、茉莉と和人の中学の同級生で2人の理解者である富田タケル役に山田裕貴、茉莉の大学時代の親友で本の執筆を進める藤崎沙苗役に奈緒、茉莉と沙苗が大学時代の友人と通うお店の店長・三浦アキラ役に井口理(King Gnu)、そして茉莉の姉・桔梗(ききょう)に黒木華と演技派・個性派俳優陣が揃った。また、茉莉が通う病院の平田先生役には田中哲司、和人のバイト先の店長・梶原役にはリリー・フランキー、茉莉を優しく支える母・百合子役には原日出子、茉莉に対し少し過保護気味な無口な父・明久には松重豊と日本映画界を代表する俳優陣も名を連ねている。
RADWIMPSが劇伴音楽を手掛けることは既に発表されていたが、公開された映画の本予告映像により、この映画のための主題歌を書き下ろしたことも明らかになった。楽曲を手掛けた野田洋次郎は、撮影前に脚本を読んで主題歌と劇伴の一部を作り、キャストとスタッフはその音源を聴いて同じイメージを共有しながら撮影に臨んだという。なお、RADWIMPSが全編に渡って映画音楽を手掛けるのは『君の名は。』『天気の子』に続き3作目となる。
◎野田洋次郎(RADWIMPS)コメント
はじめて実写映画での劇伴作業は新鮮で挑戦に満ちたものでした。シーンを観ながら、茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩もありました。
総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました。
この映画には、茉莉の人生には、きっとご覧になるあなたが明日からも生きていく意味が詰まっていると思います。
◎藤井道人監督 コメント
『余命10年』の脚本を読んだとき、茉莉と和人のイメージと、そこに寄り添う野田さんの音楽が自然と流れて来ました。
野田さんは、脚本を読んだインスピレーションでクランクイン前に音楽を作ってくれて、その音楽を聴きながら撮影は進んでいきました。まさに、野田さんに導いてもらいながらこの作品は完成しました。至福の時間でした。是非劇場で体感して欲しいです。
◎映像
映画『余命10年』本予告映像
YouTubeにて公開
https://youtu.be/ZKkhbfUCUPM
◎公開情報
映画『余命10年』作品概要
2022年3月4日(金)ロードショー
(C)2022映画「余命10年」製作委員会
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