2021/12/19 12:00
レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスを主演に迎え、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ティモテ・シャラメ、アリアナ・グランデ、ジョナ・ヒルなど豪華キャストが出演する映画『ドント・ルック・アップ』が2021年12月24日よりNetflixで独占配信される。
落ちこぼれ気味の天文学者ランドール・ミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)と教え子の大学院生ケイト(ジェニファー・ローレンス)は、地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見する。迫りくる危機を知らせるべく、仲間の協力も得て、オーリアン大統領(メリル・ストリープ)と彼女の息子であり補佐官のジェイソン(ジョナ・ヒル)と対面したり、陽気な司会者ブリー(ケイト・ブランシェット)によるテレビ番組出演のチャンスにも恵まれたりして、熱心に訴えかけるが、相手にしてもらえないばかりか、事態は思わぬ方向へ。果たして2人は彗星衝突の危機から地球を救うことができるのか?
本作でアリアナはお騒がせポップスターのライリー・ビーナ役を務め、演技だけでなく歌も披露している。テレビ出演日がたまたま被ったことをきっかけにミンディ博士と知り合い、はじめは地球の危機について真剣に受け止めないものの、徐々にことの重大さに気づいていく。
物語が進むなかで、スコット・メスカディ(キッド・カディ)演じるDJチェロと共に「Just Look Up」を歌い、人々に訴えかけるシーンが登場。作曲を手掛けたニコラス・ブリテルは「アリアナとの最初のスタジオセッションで、私がコードを弾くと、30秒後には彼女がブースの中で何かを歌っていたんだ。その時点では歌詞がなく、ただ即興で歌っていただけなんだけど、基本的にはその場で曲ができあがったんだ。本当に驚いたのは、彼女が即座に曲のフィーリングをつかみ取り、それを表現してみせる能力を発揮したことだった」と、アリアナの即興によって歌詞が生まれたことを明かす。
それに対しアリアナは「ニコラスは、アイデアを少しずつ取り入れてつなぎ合わせていくのだろうと思っていたけど、実際には最初のテイクをほぼ丸ごと使ってくれたの。彼がそんなに気に入ってくれたことに、私はとても驚き感激した。『みんなもうすぐ死ぬの』という歌詞も、そのときの最初のテイクから。その歌詞以外はすべて、何を言っているか分からないような言葉で進めたから、本当に面白いなって思う」と当時の様子を振り返っている。ミンディ博士らに賛同したライリーとDJチェロによって歌われ、音楽の力で人々に訴えかけていく壮大なシーンに欠かせない「Just Look Up」は現在配信中だ。
監督を務めたアダム・マッケイは「世界最大のポップスターが世界最大のポップスターを演じるのは理にかなっていたよ。人々が忘れがちなのは、アリアナ・グランデはプロの女優でもあるということ。ディカプリオとローレンスとのシーンが彼女にとって最初の撮影現場だったけど、アドリブでセリフをしゃべっていたんだ。彼女が完璧に歌えることは分かっていたけど、まさかアドリブができるとは思っていなかったよ」とアリアナの演技を絶賛。アリアナの歌唱力と演技力が存分に堪能できる本作は必見だ。
◎配信情報
Netflix 映画『ドント・ルック・アップ』
2021年12月24日(金)より、Netflixで独占配信
監督・脚本:アダム・マッケイ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、ロブ・モーガン、ジョナ・ヒル、マーク・ライランスほか
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像