2021/12/10
現地時間2021年12月9日、オリヴィア・ロドリゴが、米タイム誌の<2021 エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー>に選出された。同誌に掲載された特集記事で、彼女がディズニープラスのオリジナル・ドラマ・シリーズ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のシーズン3に続投することもわかった。
オリヴィアは、北米とヨーロッパでの40公演におよぶ初ツアー【サワー・ツアー】の日程を今週発表し、同ツアーが開始する3か月前にあたる来年1月に同ドラマ・シリーズのシーズン3の撮影は開始される。このツアーには、グレイシー・エイブラムス、ホリー・ハンバーストーン、ベイビー・クイーンがサポート・アクトとして出演する。
今年の夏の初めに、米ビルボードに掲載された記事の中で、オリヴィアが【GLAADメディア賞】を受賞した同ドラマ・シリーズで主人公ニニ役を演じていることを考えると、テレビでの活動がツアーの機会を妨げる可能性があると複数の業界関係者が語ってた。しかし、【サワー・ツアー】のチケットが12月10日に発売されることを考えると、彼女がシンガー・ソングライターとして行うツアーと女優業をいかに両立するのかが、いずれわかるだろう。
18歳のオリヴィアが、デビューとともに大成功を収めたことを受けて、米タイム誌が彼女を<エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー>に選出したことは当然だろう。彼女は、【第64回グラミー賞】で7つのノミネーションを受けた。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で8週連続1位を獲得したデビュー・シングル「drivers license」で<年間最優秀楽曲>と<年間最優秀レコード>、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した1stアルバム『サワー』で<年間最優秀アルバム>、そして<最優秀新人賞>の主要4部門にノミネートされている。
短期間で大きな影響を及ぼしたが(ヒット曲「drivers license」は今年1月にリリースされたばかり)、オリヴィアは物事を現実的にとらえている。彼女は米タイム誌に、「プレッシャーがないと言えば嘘になります」と述べ、「でも、時々思い出すのです。これはたった10か月前に起きたこと。まだすべてを理解する必要なんてないんだ」と続けた。
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