2021/12/08
2021年12月8日公開(集計期間:2021年11月29日~12月5日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は、マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」が初の首位を獲得した。
「なんでもないよ、」は、マカロニえんぴつが11月3日にリリースした最新シングルだ。11月10日付で76位にデビューした同曲は、その後14位、3位、2位と好調にチャートを上昇し、当週は前週比106%となる8,449,395回を記録して、右肩上がりの勢いをキープしてトップに躍り出た。ヒットの背景にあるのはSNS上のバイラルで、バンドが参加しているTikTokのチャレンジ企画“#秋の歌うま”では、この「なんでもないよ、」をカバーするユーザーが増加。その話題性の高まりがしっかり楽曲人気に繋がった結果といえる。
前週3連覇を果たした優里の「ベテルギウス」は、1ランクダウンして2位に。再生回数は前週比97%の8,184,767回を記録している。そして3位には、宇多田ヒカルの新曲「君に夢中」がエントリー。ドラマ『最愛』の主題歌で、11月26日にリリースされた同曲は、最初の1週間フル集計を迎えた当週、前週比204%の7,372,944回再生を記録して、前週31位から当週3位にジャンプアップした。
YOASOBIの「怪物」は前週15位から当週11位に浮上。再生回数は前週比107%の5,221,623回を記録した。また、12位の「夜に駆ける」、16位の「群青」、25位の「三原色」など、依然として複数曲がチャートインし、いずれも再生回数は前週から増加している。YOASOBIは12月1日に最新EP『THE BOOK 2』をリリースし、12月4日と5日には自身初の有観客ライブ【NICE TO MEET YOU】を日本武道館にて開催。これらの最新トピックスが既存楽曲のチャート・アクションを活性化したと思われる。また、12月1日に放送された『2021 FNS歌謡祭 第1夜』で披露された「もう少しだけ」は、前週比134%の3,161,440回再生を記録し、前週51位から当週32位に上昇したほか、66位には『THE BOOK 2』収録の新曲「もしも命が描けたら」が初登場している。
◎【Streaming Songs】トップ10
1位「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ(8,449,395回再生)
2位「ベテルギウス」優里(8,184,767回再生)
3位「君に夢中」宇多田ヒカル(7,372,944回再生)
4位「水平線」back number(6,963,584回再生)
5位「ドライフラワー」優里(6,397,780回再生)
6位「Butter」BTS(6,378,065回再生)
7位「Cry Baby」Official髭男dism(5,851,133回再生)
8位「Dynamite」BTS(5,600,714回再生)
9位「Permission to Dance」BTS(5,258,633回再生)
10位「ハート」あいみょん(5,236,095回再生)
※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。
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