2021/12/01
Appleが、【第3回Apple Music Awards】の受賞者を発表した。2021年に最も輝いたアーティストと、彼らがグローバルなカルチャーに与えた影響力に対して贈られる【Apple Music Awards】は、<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、<ソングライター・オブ・ザ・イヤー>、<ブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、<トップソング・オブ・ザ・イヤー>、そして、<トップアルバム・オブ・ザ・イヤー>という5つの異なるカテゴリーにおいて音楽に功績を残したアーティストをたたえる賞だ。受賞者はApple Musicのエディトリアルの観点と、世界中のユーザーが最も多く聴いている音楽を反映して選ばれる。
今年、【Apple Music Awards】はリージョナル・アーティスト・オブ・ザ・イヤーという新しいカテゴリーを導入した。アフリカ、フランス、ドイツ、日本、ロシアという5つの国と地域のアーティストをたたえる賞で、それぞれの国と地域において文化とチャートの双方に最も大きな影響を与えたアーティストに対して贈られる。
「この1年は音楽界にとって素晴らしい年でした。カルチャーを形作り、Apple Musicを通じて世界中のファンとつながっているアーティストの皆さんをたたえることができ大変うれしく思っています。今年は新たに、より地域に根ざしたアーティストをたたえることで、世界的なヒットを生み出している類いまれな才能を持ったミュージシャンを世界中に披露します」と、AppleのApple MusicおよびBeats担当バイスプレジデント、オリバー・シュッサーは述べている。
【Apple Music Awards】を祝う様々なイベントは、2021年12月7日から始まる。インタビューやオリジナル・コンテンツなどはすべてApple MusicとApple TV Appを通じて全世界に配信される。Apple Musicのサブスクリプションにまだ登録されていない音楽ファンは、3か月間の無料トライアルに申し込みできる。
<グローバル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー>に輝いたのはザ・ウィークエンド。R&Bとポップスを野心的な広角レンズでフィルターすることにより、ザ・ウィークエンドはポップ・ミュージックとポップ・カルチャーを思うがまま自分のものにした。彼の2020年のアルバム『アフター・アワーズ』はApple Musicでの先行追加が瞬く間に100万件を超え、男性アーティストとしてこれまでで最も多く先行追加されたアルバムとなった。また『After Hours』は73か国で初週の再生回数が最も多いアルバムという記録も保持している。大ヒット・シングル「Blinding Lights」はApple Musicのデイリー・チャート『トップ100:グローバル』で1位となり、これまでで最もShazamされた20曲にもランクインしている。さらに、ザ・ウィークエンドは音楽シーンの発信地として絶大な人気を誇るApple Musicのラジオ番組『MEMENTO MORI』のDJとして、選りすぐりのプレイリストや世界初公開の数々の楽曲を届けている。また2021年の【第55回スーパーボウル】のハーフタイム・ショーに登場してファンを魅了し、今年最もShazamされた瞬間の1つとなった。
ザ・ウィークエンドは「このような大きな栄誉ある賞をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。私の作品だけでなく、新人アーティストたちの素晴らしい音楽に対する、Appleのあらゆるサポートに感謝しています。発表の場とサポートを得られることはクリエイターにとって非常に大切なことです」と話している。
18歳のシンガーソングライター、オリヴィア・ロドリゴは、<ブレイクスルー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、<アルバム・オブ・ザ・イヤー>、<ソング・オブ・ザ・イヤー>を受賞した。今年1月に涙を誘うデビュー・シングル「drivers license」をリリースすると、すぐにソング・チャート1位を獲得し、今年のニュー・リリースの中で最も再生回数の多い曲の1つとなった。Apple Musicの世界中のアーティストの中で、デビュー・シングル初週の再生回数において史上最多を記録した「drivers license」は、デイリー・チャート『トップ100:グローバル』で1か月以上にわたり1位を獲得した。さらに、米国のアーティストのソロのデビュー曲として最速でShazam回数が500万回に達した。
続いて5月には待望のデビュー・アルバム『サワー』がオンライン・イベント、Apple Music First Listenでファンに披露され、ゼイン・ロウのインタビューも受けた。『サワー』はデビュー・アルバムとして全世界のApple Musicで初週再生回数が最多となった。アルバムに収録された全11曲が『トップ100:グローバル』と66か国の『トップ100』デイリー・チャートにランクインした。ロドリゴは、Apple Musicのプレイリスト『トゥデイズ ヒッツ』『Aリスト:ポップ』『ニュー・ミュージック・デイリー』のカバーも飾っている。
ロドリゴは「私が“drivers license”についての最初のインタビューを受けたのはApple Musicでした。それ以来、あまりにもたくさんのことが起こりました。本当に夢のようです。このような素晴らしい賞をいただき、Apple Musicに感謝しています」と述べている。
数々の賞に輝くシンガーであり、ソングライターであり、複数の楽器のプレイヤーでもあるH.E.R.は、<ソングライター・オブ・ザ・イヤー>を受賞した。2021年には、21曲からなるアルバム『バック・オブ・マイ・マインド』をリリースし高い評価を得たことで、R&Bジャンルの幅をさらに大きく広げた。このアルバムではアーティストとしての彼女の輝かしい才能、あふれる自信、自由な精神が最大限に発揮されている。チャートをにぎわせているこのアルバムは、今年女性アーティストによってリリースされたR&B/ソウルのアルバムのうちApple Musicでの初週の再生回数が3位となり、シングル曲「Damage」とクリス・ブラウンをフィーチャーした「Come Through」はいずれも30か国以上のデイリーチャート『トップ100』に複数週にわたってランクインした。
かつてApple Musicの「Up Next」に選ばれたアーティストである彼女は、話題の映画『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』にアンセムとなるオリジナル曲「Fight for You」を提供し、さらにマーヴィン・ゲイのカバー曲「Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)」をApple Music限定コンピレーション『ジューンティーンス:自由の歌』に提供した。H.E.R.は、Apple Music 1のゼイン・ロウとエブロ・ダーデンの番組にレギュラー・ゲストとして出演しており、Apple Musicの人気プレイリスト『ニュー・ミュージック・デイリー』や『R&Bナウ』などのカバーも飾っている。
H.E.R.は「このような賞をいただいたことは大変光栄であり感謝しています。若いフィリピン系黒人アーティストとして、また、ステージにすべてを捧げている1人の女性として、表現をすることが重要であることは言うまでもありません。Apple Musicに心から感謝します」とコメントしている。
他にも、ウィズキッドが<アーティスト・オブ・ザ・イヤー(アフリカ)>、Aya Nakamuraが<アーティスト・オブ・ザ・イヤー(フランス)>、RINが<アーティスト・オブ・ザ・イヤー(ドイツ)>、Scriptoniteが<アーティスト・オブ・ザ・イヤー(ロシア)>に輝いた。
日本の<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>は、Official髭男dismで「日本のアーティストがこの賞を受賞できるとは知らず、知らせを受けたときはとても驚きました。Apple Music Awardsで日本のアーティスト・オブ・ザ・イヤーの最初の受賞者になれたことを大変うれしく思っています」とコメントしている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像