2021/11/26 11:20
2021年11月19日にリリースされたアデルのニュー・アルバム『30』が、計測期間わずか4日間で今年最多の全米週間ユニットを記録した。
MRCデータへの最初の報告によると、『30』は11月19日の発売から11月22日までに全米で660,000以上のアルバム換算ユニットを獲得している。そのうち560,000枚以上が従来型のアルバム販売となっている。これにより、9月9日までの週に613,000ユニットを獲得したドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』の初週を、『30』が上回った事になる。
アルバム換算ユニットは、アルバム売上、楽曲換算アルバム(TEA)、ストリーミング換算アルバム(SEA)で構成されている。各ユニットは、アルバム1枚の売上、またはアルバムから販売された10曲の個別楽曲、またはアルバム楽曲の公式オンデマンド・オーディオ/ビデオ・ストリーミングで、広告支援型が3,750回、有料/サブスクリプション型が1,250回分に相当する。
また、先に報道されたとおり、『30』は過去11か月間に発売された全てのアルバムの総売上枚数を上回り、2021年に最も売れたアルバムとなった。11月18日までの週に369,000枚を売り上げたテイラー・スウィフトの『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』の初週を上回り、従来のアルバム売上では年間最大の週となっている。
『30』のリリース初週に該当する計測週は、11月25日の営業終了時点で終了した。米ビルボードは、MRCデータがその週のデータの処理を終えた後、11月28日に『30』の最終的な初週の数字を正式に発表する予定だ。
11月25日までの計測週を反映した、12月4日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で『30』が1位を獲得すれば、アデルにとって3度目の1位となる。彼女は過去2枚のスタジオ・アルバム、『25』(2015年~2016年の10週)と『21』(2011年~2012年の24週)で首位に立っている。
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