2021/11/24 12:00
アデルのニュー・アルバム『30』が、リリースから3日間で今年全米で最も売れたアルバムになったことがわかった。
MRCデータの第一報によると、2021年11月19日に発売された『30』は11月21日までに全米で50万枚以上のセールスを記録。過去11か月間にリリースされた全アルバムの売上枚数を上回り、2021年に最も売れたアルバムとなった。これは今年最も売れていたアルバムだったテイラー・スウィフトの『エヴァーモア』の売上枚数を超えるものとなる。同作は2020年12月に発売されたが、2021年のセールスも好調で11月18日までの総売上枚数は46.2万枚となっていた。
『30』は、週間セールスにおいても2021年最高の売上枚数をマークしたことになる。集計週が11月18日までの最新米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”にて、全米で36.9万枚を売り上げて、2021年の週間セールスのトップに躍り出ていたテイラー・スウィフトの『レッド(テイラーズ・バージョン)』の記録を早速塗り替えている。
また第一報によると、従来のアルバム・セールスに加え、ストリーミングを換算するStreaming Equivalent Albums(SEA)、収録各曲の売り上げをアルバムの売り上げとして換算するTrack Equivalent Albums(TEA)を含む、『30』の全米でのイクイヴァレント(相当)・アルバム・ユニットは57.5万ユニットとなっている。
当週の集計は現地時間11月25日までとなる。『30』の正式な初動は、MRCデータが集計を終えたのち、現地時間11月28日に米ビルボードによって発表される。
もし12月4日付の“Billboard 200”にて『30』が1位に初登場すれば、アデルにとって3作目の全米No.1となる。彼女は、過去2枚のスタジオ・アルバムで首位を獲得しており、2015年から2016年にかけて『25』が10週、2011年から2012年にかけて『21』が24週にわたり、それぞれ1位を記録している。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像