2021/11/17 10:00
現地時間2021年11月15日に発行された英デイズド・マガジンのインタビューで、ハリー・スタイルズが、近日発売予定のビューティー・ラインPleasing、ワン・ダイレクションでの活動、そしてその後の成長について語った。
疲れた目元に効果的なPleasing Penと名付けられた目元と唇の美容液を使用しながら、ハリーはビューティー・ラインのアイデアはネイル・ポリッシュから始まったことを明かした。彼は、「ネイル・ポリッシュからスタートするのは、この(Pleasing)誕生のきっかけになったからです」と述べ、「花や壁紙などに使われている色を見て、“これを爪に塗ってみたい”と思ったのです。それはちょっとした楽しいプロジェクトで、最終的にPleasingと名付けましたが、パンデミックの期間に、それがネイル・ポリッシュ以上のものだと感じました。自分が人生で最も喜びを感じる瞬間は、いつも小さなことで、夜の終わりに星空の下で過ごすことであったり、食べ物を一口食べた時だったり、友達と一緒に座りながら、“ああ、このことは絶対忘れない”と思ったりすることでした。自分の中で何か素晴らしいものを引き起こすという観点から見ると、このような瞬間の影響が最も長続きするんです。私は、Pleasingの本質は、このような小さな喜びの瞬間を見つけて、それを人々に示すことだと心から思っています」と続けた。
ハリーのPleasingラインは、限られた商品でスタートし、今後ラインナップを少しずつ増やしていく予定だ。可能な限り二酸化炭素排出量を減らした真珠光沢のある美容液、リップオイル、パーフェクト・パールのネイル・ポリッシュが今後発売される。高品質な商品を世に送り出すことに加えて、ハリーはファンの間で環境に配慮した考えを育成することを望んでいる。彼は、「単に商品を購入するということ以上のことができると私は思っています。それは与えること、そして還元することだと思います」と付け加えた。「私には、私を支持し、自由を信じ、お互いに安全な空間を作ってくれたファンがいることをありがたく思います。Pleasingはファンのためにあるのです。このコミュニティの感覚こそが、私たちがPleasingに反映させたいものなのです」と説明した。
また、彼はワン・ダイレクションでの活動について、グループがキャリアの早い段階で成功を収めたことに驚いたと語った。「(ワン・ダイレクションが結成されたのは)16歳の時でした。学校を卒業したばかりで、何が起こっているかよくわかりませんでした」と彼は説明した。「何もかもが新鮮で刺激的で、それがいつまで続くかわからなかった。こんなことが起こるとは本当に思っていなかったので、“うわ、いつまでこれを続けられるんだろう?”という感じでした」と彼は当時を振り返った。
ハリーは、「まだ若くて、バンドにいた頃は、全てが止まってしまうことを恐れていた時期もありました。もしバンドにいなかったら、自分が誰なのかわからなかったんです。今では、人々に“あなたの音楽はもう好きじゃない、消え失せろ”と言われても、怖くありません。怖いと思う時期もありました。それは、私に“素晴らしい!”と思える自由を与え、自分が恐怖を感じる中で仕事をしているのではないと分からせてくれました。問題を解決したり、色々なことに挑戦したいという気持ちで仕事をしているんだと」と続けた。
彼が2019年にリリースしたアルバム『ファイン・ライン』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した。ハリーは、同アルバムを引っさげて【Love On Tour】を開催中で、ツアーは11月28日に米ニューヨーク州ベルモント・パークのUBSアリーナで幕を閉じる。
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