2021/11/15 10:50
現地時間2021年11月13日、テイラー・スウィフトが、最新再録アルバム『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』に収録されている「オール・トゥー・ウェル」の10分バージョンを米人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』でパフォーマンスした。
テイラーが、このバージョンをTVで披露するのはこれが初となった。背景に楽曲のショート・フィルムが流れる中、黒のシックな衣装に真っ赤なリップを合わせたテイラーは、ギターを奏でながら、落ち葉が敷き詰められたステージでしっとりと同曲を歌い上げた。楽曲で歌われている恋愛関係が崩壊するフィナーレでは、ゆっくりと雪が舞い始め、パフォーマンスのムードをさらに引き上げた。
「オール・トゥー・ウェル」の10分バージョンは、リリースされたばかりの『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』に“フロム・ザ・ヴォルト”として収録された9曲のボーナス・トラックのうちの一曲となっている。テイラーによる過去作再録シリーズ第2弾となる今作のオリジナルは2012年に発表され、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位に初登場した。
パフォーマンス中に流れていた「オール・トゥー・ウェル」の10分バージョンのショート・フィルムには、ディラン・オブライエン(映画『メイズ・ランナー』シリーズ)とセイディー・シンク(Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)が主演しており、テイラーが監督と脚本を担当した。テイラーの公式YouTubeチャンネルで公開されているこのフィルムは、とあるカップルの順調な恋愛関係が突然悪化して終りを迎える様子を捉えており、ファン人気の高い楽曲で描かれている切ない恋愛関係と重なっている。
なお、テイラーはパフォーマンスのみならず、『SNL』キャストのピート・デイヴィッドソンがコメディ・トリオPlease Don't Destroyを“3人の悲しいヴァージン”とイジるパロディ・ラップMVのコントにもカメオ出演している。3人と“親友”であることについてMVを作りたいと言うピートだが、撮影に入ると「俺の友達はみんなクールで有名、この3人の悲しいヴァージン以外は」などとラップし、3人を次々とディスっている。テイラーはMV終盤で登場し、曲のブリッジ部分でその美声を披露している。
Please Don’t Destroy - Three Sad Virgins pic.twitter.com/soglibof4q
— Saturday Night Live - SNL (@nbcsnl) November 14, 2021
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