2010/07/13
TOM JONESは、アイランド・レコーズUKの重役が彼のカムバック作品を「むかつく冗談」と呼んだEメールがリークされたのち、反撃に出ていた。
SVPのDAVID SHARPEからの5/19のEメールは、レーベルが「このプロジェクトから即座に撤退するか、あるいは私の金を返すべきだ」と述べていた。アルバム『PRAISE & BLAME』はブルースとスピリチュアル・ミュージックのレコードで、JONESはこの作品で自らのルーツに戻ったとされる。
このEメールは大変な勢いで広まり、7/26に発表されるアルバムのプロモーションになったという意味では賢いマーケティング戦略だったといえる。
しかし、JONESはこのコメントに怒り、アイランドから謝罪を受けたことをウェールズの新聞に語っている。
「人々はこれを読んで、レコード会社が僕のアルバムを気に入っていないとか僕が過ちを犯したとか思うだろう。コメントはレコード会社のクリエイティブの人間から出たものではない。彼らはアルバムをずっと支援してくれているからね。彼らはワクワクしていたんだよ。だから、僕には理解できないんだ」
「彼らに『いったいこいつはなんなんだ? この野郎は誰だ? 僕はこいつが何者か知りもしないんだぞ』と言ったよ。彼は小切手にサインするヤツらしいけど、クリエイティブ面にはタッチしていない。クリエイティブの人間は100%賛同してるって、普通の人たちにはわからないからね」
「すべてのパブリシティはいいパブリシティだと言われたよ。たしかに話題になっているけど、僕としてはネガティブな話題になったわけだからね。願わくば、人々がどんなアルバムか興味を持ってくれたらいいけど。とにかく彼らは謝罪したよ。いくら謝罪しても仕切れないけど、『これに関してはきちんとやります』と言っていたよ」
JONESは新しいレコードに関しては人々が自分自身で判断すべきだと言っている。
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