2021/11/02
米LA出身、全員がマルチ・プレイヤーのアンバー・ナヴラン、アンドリス・マットソン、マックス・ブリックの3人からなるムーンチャイルドが待望の最新作『Starfruit』を2022年2月11日にリリースすることを発表し、新曲「Too Good」を解禁した。
甘く心地よいメロディーとハーモニー、そして確かな実力に裏付けられた魅惑的な演奏でジャズ、R&B、ネオ・ソウルのファンを魅了し、カマシ・ワシントン、スティーヴィー・ワンダー、ザ・インターネット、ジル・スコットといった錚々たる面々とコラボやツアーを行ってきたムーンチャイルド。
結成から10年の集大成として完成した『Starfruit』は、お互いに対する、またアルバムにゲスト参加したアーティストに対する、リスペクト、音楽への理解、そして愛情を表現している。美しいメロディと私的なメッセージに満ちた『Starfruit』は、彼らにとって始めて他のアーティストを迎えた作品であり、ダニー・ハサウェイの実娘レイラ・ハサウェイ、アイズレー・ブラザースの血を引く実力派シンガー、アレックス・アイズレーほか、タンク・アンド・ザ・バンガス、米LAのフィメール・ラッパー、イル・カミーユ、ムームー・フレッシュ、シャンテ・カン、ジョシュ・ジョンソン、ラプスリーら豪華な面々が参加している。
アンバー・ナヴランは「5作目となったこのアルバムは、私たちにとって大きな節目の作品という気がする。皆がそれぞれの楽曲に魔法をかけて、音楽を新鮮で特別な場所へ導いてくれた」と語っている。
数多くのゲストをフィーチャーしているだけでなく、この作品で、ムーンチャイルドは新しいサウンドに挑んだ。トレードマークの音色は残したまま、彼らは『Starfruit』を今までになく洗練された音の領域へ押し上げている。
「マックスが手掛けるアルペジエーターのシンセのパッチは聴くたびに幸せな気分になるし、アンバーはヴォーカルにすごくカッコいいオクターブ・ペダルのパッチを組み込んでいる。僕は自分が夢中になっているキーボードのパッチを作ったよ」とアンドリス・マットソンは述べている。
また、初めてのコラボレーション作となる『Starfruit』で、ムーンチャイルドは多くの素晴らしい黒人女性ミュージシャンたちと手を組んだ。「参加してくれたことがすごく嬉しいし、私は彼女たちが作ったサウンドに夢中!すばらしい才能があろうがたくさん貢献しようが、黒人女性というだけで正当に評価されないことが多い。音楽業界だけでなく、他のあらゆる業界でもシーンでもスペースでもそう。でもそんな女性たち一人一人が私たちに多大なインスピレーションを与えてくれた。彼女たちと一緒に曲作りができるなんて本当に光栄」とアンバーは振り返った。
アーティストそれぞれが”鳥肌が立つような“瞬間を作り出し、ヴォーカルとリリックの多様な組み合わせがムーンチャイルドの音の相乗効果と認識を背景に据え、人の心を掴んで離さない。
アンドリスは「お気に入りの箇所はしょっちゅう変わる。ビート・ドロップ、ヴァース、ブリッジ、アウトロ、ブレイクダウン、クラリネット……アルバムに収録したどの曲にも、ゾクゾクされられる瞬間があるんだ」とコメントしている。
また、米NPR Musicの『Tiny Desk Concert』のムーンチャイルドの回は370万枚以上再生されている。2019年のツアー中に撮ったこのパフォーマンスは、その後重要な意味を持つようになり、ナヴランが “己の権利を行使しよう”と呼びかける行動が、2020年の夏に広くシェアされた。
最新作『Starfruit』国内盤CDには歌詞対訳・解説が封入され、ボーナス・トラックが収録される。LPの詳細は追って発表予定となっている。
◎リリース情報
アルバム『Starfruit』
2022/2/11 RELEASE
BRC690 / 2,200円(plus tax)
ボーナス・トラック追加収録/歌詞対訳・解説書封入
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