2021/10/27
ギブソンが、チャック・ベリーのシグネチャー・モデル“チャック・ベリー 1970s ES-355”をブランドの最高峰となるカスタムショップによる生産で、限定100本販売する。
チャック・ベリーは、ロックンロールのパイオニアであり、その楽曲とパフォーマンスは、ロック・ミュージックの基礎を築いたと言っても過言ではない。生涯を通じて影響を与えた数多くのミュージシャンとともに、人々の記憶に残る熱いパフォーマンスを繰り広げてきたチャック・ベリーを支え続けたのはギブソンのギターだった。
チャック・ベリーの息子であるチャールズ・ベリー・ジュニアは「父が愛用していたギターの中でも1978年製ES-355は一番のお気に入りで、36年以上にわたり父と一緒に世界を旅してきました。最後のアルバムとなった“Chuck”と最新ライブ・アルバム“Chuck Berry: Live From Blueberry Hill”もES-355でレコーディングされました。今回製品化されたES-355の素晴らしいトーンは、オリジナル同様にギターが歌っているかのようです。このギターを手に入れた皆さん、是非、付属するキャプテン・ハット(船長帽)をかぶって、思いっきりボリュームを上げてロックしてください」とコメントしている。
ギブソン・カスタムショップ1970s ES-355は、チャックの愛用した1978年製を復刻したモデルで、エイジド・ゴールド・ハードウェア、マエストロ・ヴァイブローラー、グローバー・チューナー、バリトーン・スイッチ、スプリット・ダイヤモンド・ヘッドストック・インレイなど、オリジナル同様の仕様となっている。特徴となるワインレッド・フィニッシュには、マスター・アルチザンのトム・マーフィー率いるマーフィー・ラボによるエイジングが施されており、ヴィンテージ・ギターの雰囲気、質感、弾き心地を再現している。
“チャック・ベリー 1970s ES-355”は、ギブソン・カスタムショップの熟練したルシアーとクラフツマンが、その多くの工程をハンドメイドで生産する全世界100本の限定モデルとなり、チャックがステージで着用していたキャプテンズ・ハット(船長帽)のレプリカ、頭の後ろで演奏できるようにしたフィンガー・ホルダー、専用の認定書とカスタム・ハードケースが付属する。
チャック・ベリーの故郷であり、ファンの聖地である米セントルイスのブルーベリー・ヒルで撮影されたチャールズ・ベリー・ジュニアのインタビューも公開された。
チャック・ベリーは、セントルイスのブルーベリー・ヒルで200回以上のショーを行った。ライブ・アルバム『CHUCK BERRY: LIVE FROM BLUEBERRY HILL』は、これらのコンサートを初めて紹介するもので、「Roll Over Beethoven」「Rock And Roll Music」「Johnny B. Goode」などの人気曲を収録している。本作のメンバーは、チャック・ベリー(ボーカル、ギター)、チャールズ・ベリー・ジュニア(ギター)、イングリッド・ベリー(ハーモニカ)、ロバート・ロア(ピアノ)、ジミー・マルサラ(ベース)、キース・ロビンソン(ドラム)で、2021年12月17日にCD/デジタル配信、2022年4月15日にはレコードがDualtone Recordsからリリースされる予定だ。収録曲の1つである「Carol/Little Queenie」が先行公開されている。
◎商品情報
ギブソン チャック・ベリー 1970s ES-355
税込希望小売価格:998,800円
発売開始時期:2021年10月
https://gibson.jp/electric/chuck-berry-1970s-es-355
Photo: Danny Clinch
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