2021/10/18
シンディ・ローパーの2ndアルバム 『トゥルー・カラーズ』(1986年10月14日リリース)の発売35周年を記念し、同アルバムの新たなデジタル・エクスパンデッド・エディションが配信となった。
この『トゥルー・カラーズ』35周年記念デジタル・エクスパンデッド・エディションには、オリジナル・アルバム全曲に新規ボーナス・トラックが2曲追加されている。1曲は、NYハウスDJ/リミキサーとして世界的な人気を誇るジュニア・ヴァスケスによる 「トゥルー・カラーズ(プライド・リミックス)」、そしてもう1曲は 「トゥルー・カラーズ」 の7インチ・シングル発売時にBサイド曲だった「ヘディング・フォー・ザ・ムーン」 で、このたびデジタル・プラットフォームに初めて登場する。更に、『トゥルー・カラーズ』35周年記念企画の一環として、「ヘディング・フォー・ザ・ムーン」 のオフィシャル・リリック・ビデオが公開される。また、ファンがこの機会を祝う手助けとして、カスタマイズされた「トゥルー・カラーズ」 仕様のインスタグラム・フィルタが提供される。フィルタはシンディ本人のインスタグラム・アカウントから入手可能になっている。
1986年10月14日にリリースされた『トゥルー・カラーズ』 は、その3年前の同じく10月14日(1983年)にリリースされ、【グラミー賞】で<最優秀新人賞>を受賞したデビュー作『シーズ・ソー・アンユージュアル』 のモンスター・ヒットを受け、全世界から大いに注目を浴びていた待望の2ndアルバムであり、その期待通りの成果を上げる大ヒットとなった。『トゥルー・カラーズ』は全米アルバム・チャートの4位に到達し、全世界で700万枚以上のセールスを記録している。アメリカ国内ではアルバム『トゥルー・カラーズ』 がRIAAによりダブル・プラチナ認定されているが、RIAAは2021年10月14日付でシングル「トゥルー・カラーズ」 をプラチナ認定した。
なお、このアルバムからは 「トゥルー・カラーズ」(最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス部門)と 「911」(最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス部門)の2曲が【グラミー賞】にノミネートされた。
1980年代にヒットを次々と世に送り出していたビリー・スタインバーグとトム・ケリーの共作による『トゥルー・カラーズ』のタイトル曲は瞬く間に名曲となった。記憶に残るメロディと力強く普遍的なメッセージを組み合わせたシングル「トゥルー・カラーズ」は1985年10月25日に全米シングル・チャート1位を獲得して以来30年、世界中のLGBTQ解放のテーマ曲として受け容れられてきた。
2008年、LGBTQの平等を訴え多数のアーティストが参加した『トゥルー・カラーズ』 ツアーの成功を受けたシンディ・ローパーは、若者のホームレス問題に取り組む非営利団体トゥルー・カラーズ・ユナイテッド(前身:トゥルー・カラーズ・ファンド)を共同で設立。TCUはアメリカのホームレスの若者たちの40%を占めるLGBTQの若者たちの独特の体験に焦点を合わせている。
◎リリース情報
アルバム『トゥルー・カラーズ 35周年記念デジタル・エクスパンデッド・エディション』
2021/10/15 RELEASE
https://sonymusicjapan.lnk.to/TrueColors35th
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