2021/10/13 11:45
ブラック・カントリー・ニュー・ロードが、全英チャート初登場4位を記録したデビュー作『For the first time』に続く2ndアルバム『Ants From Up There』を2022年2月4日にリリースすることが発表され、アルバムからの先行配信曲「Chaos Space Marine」が公開された。
英ロンドンを拠点に活動する、アイザック・ウッド(ヴォーカル/ギター)、ルイス・エヴァンス(サックス)、メイ・カーショウ(キーボード)、チャーリー・ウェイン(ドラム)、ルーク・マーク(ギター)、タイラー・ハイド(ベース)、ジョージア・エラリー(ヴァイオリン)の7人から成るバンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロード。
本楽曲は既にライブではファンの間で人気の楽曲で、混沌としながらも整然としている。フロントマンのアイザック・ウッドは次のように語っている。「これまで書いた中でも最高の曲だ。この曲には、アイデアがあれば誰のものであってもすべて投入した。だから、この曲の制作は、本当に早かったし、ユニークなアプローチでもあったんだ――とにかく何もかも壁に投げつけて、それをすべてくっつけたままにしておく、という感じだった」
『Ants From Up There』は、バンドが総力をあげたアルバムで、これまであった様式を大胆に更新した作品でもあり、自然に完成した作品でもあり、巧みなバランスの仕上がりとなっている。デビュー作の『For the first time』では、伝統音楽のクレズマーやポスト・ロック、そしてインディー・ロックを融合させていたが、その独自の製法を『Ants From Up There』では、さらに発展させ、伝統的なミニマリズムやインディー・フォークやポップ、そしてオルタナティブ・ロック、すでに彼ら独特のものとなっている多彩なサウンドを他に類を見ない形で結合させることに成功した。
アルバムのレコーディングは、バンドの長年のエンジニアであるセルジオ・マシェッコとともに、ワイト島のシャーレ・アビー・スタジオで夏に行われた。深いところに根ざしたバンドの信念を詰めこみ、それが結果としてあらわれたアルバムに対して、メンバー自身も大きな満足を感じているという。メンバーのタイラー・ハイドは、「ずっと興奮していた。制作は本当に楽しかった。残りの人生で自分が手がけるもののなかでも、これが最高の出来事になるかもしれないと、認めているようなかんじ。それでいいと思っている」と振り返っている。
ブラック・カントリー・ニュー・ロードのライブ・パフォーマンスは、すでに音楽ファンから最高級の評価を得ており、英ガーディアン紙は「UKで最高のライブ・バンド」と評した。この秋には、43日間のUKおよびヨーロッパ・ツアー、そして年明けにはアメリカでのソールドアウト・ツアーが予定されている。
待望の2ndアルバム、『Ants From Up There』は2022年2月4日にCD、LP、カセットテープ、デジタルでリリースされる。国内盤CDには歌詞対訳・解説が封入され、ボーナス・トラックが収録される。また輸入盤CDは通常盤に加え、ライブ音源が収録された2枚組デラックス盤CDもリリースされる。
LPはブラック・ヴァイナルの通常盤、ブルーマーブル・ヴァイナルの限定輸入盤、日本でしか発売されないクリスタル・クリア・ヴァイナルに日本語帯が付いた日本限定盤、ライブ音源が収録された4枚組デラックスLPで発売される。なお、BIG LOVE RECORDSでは数量限定のサイン入りヴァイナルの発売も予定されている。
◎リリース情報
アルバム『Ants From Up There』
2022/2/4 RELEASE
BRC685 / 2,200円(plus tax)
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/歌詞対訳・解説書封入
https://bcnr.lnk.to/afut
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