常田大希率いるmillennium paradeが、約2年ぶりとなる東阪ワンマンツアー【millennium parade Live 2021 “THE MILLENNIUM PARADE】のファイナル公演を、2021年10月7日に大阪・大阪フェスティバルホールで開催した。

　今年2月に発売したアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』を引っ提げ、「元通りの世の中に一刻も早く戻れる事を祈って」という想いを込め、実施タイミングを伺っていた今回のツアー。オープニングでは、millennium paradeならではのコミカルな演出で「声は出さずにクラップで楽しんで」といった注意喚起の映像が流れ、爆音と共に5メートルに及ぶ巨大な鬼のバルーンを背負ったメンバーが登場。総合演出を務めたMargt（PERIMETRON）による映像が曲ごとに次々投影されていく。終止割れんばかりの拍手の中、アルバム『THE MILLENNIUM PARADE』の収録楽曲を中心に18曲を披露した。

　今回はこれまでmillennium paradeの楽曲に参加してきたアーティストも多数ゲスト参加。「Fly with me」と「Dark」ではシンガーのHIMI、「Fireworks and Flying Sparks」と「FAMILIA」ではKing Gnuの井口理が全日程に参戦。そして最終日には、細田守監督作品『竜とそばかすの姫』の主役Belleを演じる中村佳穂が「U」で登場。中村佳穂が参加して「U」をパフォーマンスするのは初となった。

　ライブ最後に常田はmillennium paradeを代表し、「また絶対にやるから」とコロナ禍で声を出せないながらも熱狂してくれたファンに向けて約束した。