2021/09/19
近藤晃央が、8月にリリースされた「ああもう」に続く、再始動・第2弾配信シングル『箇条書』を自身のデビュー記念日である9月19日にリリースする。
心ない言葉に追い込まれ自信を無くしかけた人に、「鏡を見るようにして、自分の良さを見失わないで欲しい、そして自分の良さに気が付くたびに書き足していけるように」と、その人の好きなところを“箇条書”にして伝えた実話を基に書かれたという表題作「箇条書」。本人曰く「ニヤついてしまうほどのポップチューン」に仕上がっている。
独り言が偶然重なったかのような印象的なコーラスには、近藤晃央と同郷の名古屋を拠点に活動する4人組ガールズバンドBabySitterのボーカル・Yuiが参加。楽曲に花を添えている。
“付箋”を花に見立てたシンボリックなジャケットは今回も近藤自身のデザイン。カップリングに収録された「ああもう(Acoustic ver.)」は近藤自身がミックスを手掛けた。
◎コメント
・近藤晃央
コロナ禍によって表現するもの、表現したいものを変えていくのはアーティストとして、 それは違うんじゃないかとずっと思っていました。今もその気持ちは残っています。
けれど、ひとりの人間として、ひとりのアーティストとして今求めている音、言葉を追求していく中で、自分自身が今このタイミングで欲していたのは“優しさと穏やかさ”でした。
基本的には圧があるものが好きで、シリアスな曲が好きで、ドロドロした曲が好きで、マイナーコードの曲が好きです。
そんな自分が作る曲だからこそ、人の醜い部分を無視しないまま、そこから優しさと穏やかさを救えるような楽曲を今歌ってみたくなりました。
実話を基に、とありますが、「いいところを見失わないで欲しい」と、好きなところを箇条書にして人に伝えたのは本当です。だけど、それを写真に撮ったあとに、送る相手を最初間違えてしまい、自分の姉に送ってしまった失態もあったことをここに付け加えておきます。ちなみに姉からの返事は「私のも書いて~」でした。せっかくなので今度書いてみようかと思ってます。
今回、曲の途中までに漂う虚しさと、視野が開けた後の高揚感として自分以外の声が欲しくて、同郷であるベビシのYuiちゃんにコーラスをお願いしました。
彼女のおかげで、離れた場所から近付きながら共存していくかのような、声の居場所を人の居場所として感じられる楽曲になりました。
誰もが自分の領域を守ろうとする。その領域、手が届く世界だけでも守れたら、世界からはみ出してしまうものなんてきっと無い。
そう信じて「1人を守る=それは世界を救う」という、壮大に思えて実はめちゃくちゃ近い距離感を記すこの楽曲が、今、あなたを救いにいきます。
・BabySitter Yui
まずはお誘いして頂いた時に「私でいいんですか!?」と率直に思いました。
私自身こうしてコーラスとして参加させて頂く事自体初めてだったので、リリース前のデモ音源を聴かせて頂けるという貴重な経験が本当に嬉しかったのを今でも覚えています。笑
実際に歌わせて頂いて、自分では絶対に出てこない言葉の選び方や表現の仕方にすごいなぁ…やばいなぁ…という感情の波に襲われながら声を重ねさせて頂き、編曲が進んでどんどん曲が進化して行く様子を側で見届けさせて頂けた事、「箇条書」という一つの作品に関われた事が本当にすごく嬉しいです。
この曲を通して「大切な人を改めて大切に思う気持ちを思い出せた気がします。沢山の人に届いて欲しいなと心から思える作品に関わらせて頂きありがとうございました。是非皆さんも沢山聴いてみて下さい(^^)
◎配信情報
デジタルシングル『箇条書』
2021/9/19 RELEASE
<収録曲>
M-1. 箇条書
M-2. ああもう (Acoustic ver.)
M-3. 箇条書 (instrumental)
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