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2021/09/17

スピルバ-グ監督作『ウエスト・サイド・スト-リ-』予告編を公開 名曲「トゥナイト」から始まる禁断のラブスト-リ-

 スティ-ブン・スピルバ-グ監督が、伝説のミュ-ジカル「ウエスト・サイド物語」を映画化した『ウエスト・サイド・スト-リ-』の予告編とUS版の新ポスタ-が公開された。
 物語の舞台は、1950年代のニュ-ヨ-ク。マンハッタンのウエストサイドには、夢や成功を求める多くの移民たちがいた。社会の分断の中で、貧困や差別に直面した彼らは、同胞の仲間とグル-ブを結成するが、各グル-プは対立する。
 特に、ポ-ランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャ-クス」は激しく対立し、一触即発の状態に。そんな中、「シャ-クス」のリ-ダ-を兄に持つマリア(レイチェル・ゼグラ-)は、「ジェッツ」の元リ-ダ-のトニ-(アンセル・エルゴ-ト)と出会い、一瞬で引かれ合う。
 今回、解禁となった映像は、マリアが名曲「トゥナイト」を歌う場面から始まる。「異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?」というメッセ-ジが込められた歌詞が、禁断のラブスト-リ-の始まりを予感させる。
 ダンスホ-ルで運命的な出会いを果たすトニ-とマリア。しかし、対立するグル-プ同士の恋は許されず、マリアは兄から「やつには会うな」とくぎを刺される。一方、トニ-は仲間から「シャ-クス」との抗争への協力を頼まれる。
 映像では、恋に落ちる2人を引き裂くように、「ジェッツ」と「シャ-クス」が激しく対立する様子や、決闘シ-ンが垣間見えるほか、ミュ-ジカルらしい、華やかでエネルギッシュなダンスシ-ンも散りばめられている。
 さらに、手を取り合うトニ-とマリアの影が印象的に描かれたUS版のポスタ-ビジュアルも公開。全世界を魅了し続ける、禁断のラブスト-リ-への期待値が高まるビジュアルとなっている。
 映画は12月10日から公開。

 

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