2021/09/10
オルタナティブ・ロック・シーンのアイコン的存在であるダイナソーJr.のJマスキスの新シグネイチャーモデル「J Mascis Telecaster(R)」の国内販売が2021年9月10日より開始した。
本モデルは、90年代半ばに本人がメインギターとして使用し、彼の代表的な曲を制作する際に使用していた1958年製のトップローダーテレキャスター(R)を再現したギターで、「Squier(R) J Mascis Jazzmaster(R)」に続く2本目のシグネイチャー・モデルとなる。
Jマスキスは、今回のコラボレーションについて「フェンダーと一緒に仕事ができることはとても意味のあることだよ。このテレキャスターは、僕が録音してきた30年分のリードを象徴しているんだ。このギターを手に入れて以降、リードを録音するときはいつもこのギターを使っているからね。自分のシグネイチャー・ギターを持つことは素晴らしいことだよ。想像もしていなかったことだし、本当に光栄だね」と述べている。
Jマスキスは、フェンダー・ギターを何台ものアンプに接続し、ファズで歪ませた重厚なリフ、 刺激的なリード、巨大なサウンドスケープを生み出すことに長けており、オルタナティブ・ロックのアイコン的存在として音楽界に影響を与えている。フェンダーのジャズマスターのプレイヤーとして知られているが、このテレキャスターは彼のコレクションの中でもお気に入りの楽器の一つとなっている。
米マサチューセッツ州アマーストで育ったJマスキスは、9歳でドラマーになり、1984年にダイナソーJr.を結成した際にギターに転向。現在のオルタナティブ・ロックの創造に貢献し、1958年製のトップローダーテレキャスターで録音された「Start Choppin」を含む数多くのヒット曲をリリースしている。
Jマスキスは、「このギターを手にすると、より面白いリードを弾けることに気づくんだ。他のギターを試してみても、結局はこのギターで弾いた方が気に入ることが多い。レコーディングではすべてのリードを即興で弾くんだけど、最高のものはこのギターから生まれる」と述べている。
眩惑的なボトル・ロケット・ブルーフレーク仕上げは、Jマスキスが初期の頃に使っていたドラム・セットからインスピレーションを得ている。J Mascis Telecaster(R)カスタムピックアップは、彼のギターに搭載されていたオリジナルの1958年製Telecaster(R)ピックアップのサウンドを再現するようにヴォイシングされており、クラシックなヴィンテージトーンを持っている。
また本モデルにはトップローダーテレキャスター(R)ブリッジが採用されている。1950年代後半に登場した特徴的なブリッジタイプで、従来のストリングススルー・ブリッジに比べて弦の張力を軽減し、ブレイクアングルを浅くすることで、よりスレンダーなフィーリングを提供している。9.5インチラジアスの指板とジャンボフレットを備えた"C"シェイプネックは、Jマスキスのオリジナル・ギターの感触を再現しており、弾きやすさと容易なベンディングを実現する。
フェンダー製品開発最高責任者ジャスティン・ノーベルは、「Jマスキスと再びパートナーシップを組むことができ、そして彼のお気に入りのギターを再現する機会を得たことを大変光栄に思います。このギターは、ボトルロケット・ブルーフレーク仕上げに、鏡面クロームピックガード、トップローダー・ブリッジ、Road Worn(R)メイプルネックなど、オルタナティブ・ロックの隆盛に貢献した彼のサウンドとスタイリングを見事に再現しています」と述べている。
◎製品情報
J Mascis Telecaster(R) (J マスキス テレキャスター(R))
2021/9/10 RELEASE
希望小売価格:165,000円 (tax incl.)
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