2010/07/06 00:00
『THE WHITE STRIPES UNDER GREAT WHITE NORTHERN LIGHTS』と『180』という2本のドキュメンタリー・プロジェクトで好評を博したEMMETT MALLOYの次の目標は、今は亡きイギリスのフォーク・ロッカー、NICK DRAKEへトリビュートを捧げることだ。
このブッシュファイア・レコーズの共同創立者はすでにタイトル未定のDRAKEプロジェクトの仕事を進めており、本人によるとアルバムや「ちょっとしたフィルム」や本を含む「素晴らしい多層構造の」プロジェクトになるだろう、とのことだ。彼は「様々なアーティストの一団」を巻き込むつもりで、今のところJACK JOHNSON、ANDREW BIRD、MATT COSTAなどが決まっており、これからもっと増やしていくそうだ。「DRAKEの名前を使えば素晴らしい人たちが参加してくれるはずだ」とMALLOYは言う。「僕がふさわしいと思うアーティストをなんとか頑張って参加させようとしているところだよ。なにしろ素晴らしい歌がたくさんあるから、プロジェクトが進んでいることにすごく興奮しているんだ」
DRAKEの遺族、ことに姉妹のGABRIELLEはプロジェクトに賛成しており、MALLOYはこれを信頼に足る企画にすべく努力しているという。
「トリビュート・プロジェクトなんて有り余るほどある。あらゆる角度から50ぐらいの企画があったはずだ。ひとつ企画をスタートさせて、みんなにこれこ¥そ本物だって知ってもらうのはすごくむずかしいんだよ」
DRAKEは3枚のアルバムをリリースしたあと、1974年に26歳で亡くなった。これまでに出たトリビュート・アルバムには、1992年の『BATTLE DAYS』やピアニストのCHRISTOPHER O’RILEYの『SECOND GRACE;THE MUSIC OF NICK DRAKE』(2007年)などがある。
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