2013/02/21 21:22
映画『俺俺』のヒットを祈願した決起イベントが21日、東京都内で行われ、出演者の亀梨和也(KAT-TUN)、内田有紀、加瀬亮、三木聡監督が登壇した。
本作は、平凡な生活を送る青年・永野均が、成り行きで“オレオレ詐欺”をしたところ、自分の知らない“俺”が増殖してしまうという異色サスペンス。
本作で33人の“俺”を演じ分けた亀梨は「大変でした。記憶がないぐらい濃厚な撮影でした。全シーンに出演するので、台本を丸暗記する勢いで挑みました」と回顧。何役も演じたので何回も着替えをしたといい「ジャニーズで良かったなと思ったのは“早替え”。今まで築いてきたものが生きた」と笑いを誘った。
メガホンを取った三木監督は、亀梨について「合成があるから精密な動きをしないといけなかったけど、その動きが正確だし、演技に対するモチベーションが素晴らしかった」と絶賛。しかし「1カ月半のリハーサルを経て撮影が始まってから、ある日、亀梨くんが『監督、ハンモックを買ったんですよ』と言ってきて。これはかなり精神的に追い詰められているなと思いましたね」と、エピソードを披露。亀梨は「今も使ってますよ。お風呂から上がって一人、ボケーッとリラックスしてます」と明かした。
またこの日は、亀梨が演じた33役にちなみ、公開日までに亀梨が挑戦する33個の「“俺”やりますミッション」が発表された。中には「俺、33種類の冷やし中華のアレンジメニューを考えます」「俺、ライターを33回連続着火します」というミッションもあり、「俺、まだ追い込まれるんですか?」とあぜん。しまいには挑戦を確約する「“俺”やります!誓約書」を目の前に出され「かなり強制的ですね。俺、Mじゃないですよ、どっちかというとSなんですけど…」と嘆いたが、最後は観念した様子でサイン。「俺、やります!」と笑顔と困惑交じりの表情で宣言し会場を沸かせた。
そんな亀梨を見て、加瀬は「主役は大変だな…」と同情。内田も「泣けてくる。こんなに頑張ったのにまだ頑張るのかと。でも亀梨くんは全部やる子なので、信じてついていきます!」とエールを送っていた。
映画は5月25日公開。
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