2021/08/20
米NYを拠点に活動するガレージ・パンク・バンド、パーケイ・コーツが、6枚目のアルバムとなる『Sympathy For Life』を2021年10月22日にリリースすることを発表した。また同作よりリード・シングルとなる「Walking at a Downtown Pace」のMVが公開された。MVは米ニューヨークのストリート・フォトグラファー、ダニエル・アーノルドが監督を務め、忙しそうにニューヨークを歩いている人の視点から街を見ることができる。
『Sympathy For Life』は、米ニューヨークのクラブや、プライマル・スクリーム、ピンク・フロイドにインスパイアされ、ロデイド・マクドナルド(The xx、キング・クルール、ホット・チップ、デヴィッド・バーン)とジョン・パリッシュ(PJハーヴェイ、オルダス・ハーディング、ドライ・クリーニング)と共同で制作されており、ダンサブルな仕上がりになる運命にあったと言える。彼らは今までになく本能的、かつエレクトロニックな一面を見せ、パーケイ・コーツの刺激的なロックと、新しいサウンドが絶妙に絡み合い新たな領域を紡ぎ出している。
「ほとんどの曲は、長時間の即興演奏を、自分たちで編集して作ったものなんだ。俺たちの最大の資産はバンドそのものだと思う。共に活動して10年経った今、俺たちにとっての最強の楽器はメンバー同士なんだ。パーケイ・コーツの最も純粋な表現は、俺たちが即興で演奏している時だからね」とメンバーのオースティン・ブラウンは語る。
さらに彼は「“Sympathy For Life”は、パーティーそのものに影響を受けているんだ。音楽の歴史を見ても、トーキング・ヘッズから“Screamadelica”に至るまで、素晴らしいロックのレコードには、ダンス・ミュージック・カルチャーと混ざり合って誕生したものが数多くある。俺たちもそういう要素を自分たちの音楽に取り入れようとした」と述べている。
『Sympathy For Life』は、ボーナス・トラック「Watching Strangers Smile」を追加収録し、歌詞対訳・解説が付属する国内盤CDに加え、輸入盤CD、輸入盤LPは通常盤のブラック・ヴァイナルとカラー・ヴァイナル(グリーン)、限定LP(特殊アウター・スリーヴ付)の3種類が発売される。
また、バンドは「The Power of Eleven」という企画も発表。アルバムのリリースに合わせて世界各地で行われる11のイベントで、それぞれのイベントでしか手に入らないユニークなグッズを販売する予定だ。
◎リリース情報
アルバム『Sympathy for Life』
2021/10/22 RELEASE
2,200円(plus tax)
国内盤特典:ボーナス・トラック追加収録 / 解説書・歌詞対訳封入
Photo: Pooneh Ghana
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