2021/08/18
キミノオルフェが、新曲「パパラチア」を配信リリースし、ミュージックビデオを公開した。
“キミの吟遊詩人になる”というテーマで活動する蟻(ex-蟲ふるう夜に)のソロプロジェクト、キミノオルフェ。SKY-HI主催のオーディション番組『BMSG Audition 2021 -THE FIRST』ではボイストレーナー“蟻先生”として、厳しくも愛のある指導で話題になるなど、活動の幅を広げている。
新曲「パパラチア」は、夏の夕景~夜を舞台に、今までは敢えて封印してきた蟻自身の中に存在するセンシュアルな表現に挑戦した楽曲。結ばれることのない2人が、お互いの体を求め合うひととき、1人になった夜、涙で瞳を洗えばいつもの夜景など、切なく美しい夏の日々を描いた一曲となっている。サウンドプロデュースは前作EP『Then, the Curtains Open』に引き続きkyohei todoroki (EXPCTR)が担当した。
タイトルの「パパラチア」は幻の宝石と言われるパパラチア・サファイアの色彩から名付けられた。通常のサファイアの蒼色とパパラチアの橙色の対比が、登場人物のすれ違いと巡り合いを表している。また、パパラチアはシンハラ語で「蓮の花」「蓮の花の蕾」という意味もあり、清廉な蓮が妖艶に花開くイメージも重ね合わせられた。
MVには、矢川葵(ex-Maison book girl)とキミノオルフェ・蟻が出演。監督は新進気鋭の女性映像作家・ヒカワヒカルが務めており、短編映画のような世界の中で、真摯な愛を求める女性と、それが仮初めのものだと知っている女性の一夜が色濃く表現されている。
◎映像
キミノオルフェ(Kimi no Orphee) - パパラチア (Padparadscha) [MV]
YouTubeにて公開
https://youtu.be/G0GuvTKVeAc
◎キミノオルフェ・蟻 コメント
日々、さまざまなことが起こって視界が狭くなったり淀んだりする時もありますが、「瞳洗えば」、という言葉で始まるこの歌が、見えるものを全部、遠くまで見通させてくれますように。
最近、「余白を見ること」を心がけています。余白を“無い”ものと感じるか、“有る”ものと感じるか、どちらもできればいいな、と思っています。
葵ちゃん、ヒカワヒカルさん、kyohei todorokiくん、素敵な才能たちと。
夏を好きになりたくてつくりました。
君の夏の終わりの思い出になれたら嬉しいです。
◎リリース情報
配信シングル「パパラチア」
2021/8/18 RELEASE
https://linkco.re/B2crT52s
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