2021/08/16
英ロンドンのトリオ、セイント・エティエンヌが9月10日にニューアルバム『I’ve Been Trying To Tell You』をリリースする。本作は1993年の『ソー・タフ』以来となるサンプルをベースとした作品となる。
画期的なデビュー・アルバム『Foxbase Alpha』から30年、今年9月10日に10枚目のスタジオ・アルバム『I’ve Been Trying To Tell You』をHeavenly Recordingsよりリリースする。
アルバムは1997年から2001年までのサンプルとサウンドをベースに制作されており、これは労働党が選挙で勝利し、ツイン・タワーへのテロ攻撃が起こった期間となる。また、初めてスタジオで一緒にレコーディングを行わなかったといい、映画やテレビの作曲家Gus Bousfieldとのコラボレーションのもと、ホーブ(Pete Wiggs/Key)、オックスフォード(Sarah Cracknell/Vo)、ブラッドフォード(Bob Stanley/Key)とリモートで完成させたそうだ。
「これは、僕にとって、楽観主義、90年代後半、そして、如何に記憶は信頼できない語り手であるか、ということについてのアルバムだ。サウンドはゴージャスで、PeteとGusは素晴らしい仕事をした」とBobは説明する。一方、「これは『So Tough』以来、私たちが作った最初のサンプルをベースとしたアルバムで、ドリーミーな夏の終わりのアルバム」とSarahは語り、「僕らはサンプルを深く掘り下げた。コンセプトと、それに対する僕たちそれぞれの解釈が、非常に特別なサウンドのアルバムを作り上げた」とPeteは加えている。
◎リリース情報
アルバム『I’VE BEEN TRYING TO TELL YOU(アイヴ・ビーン・トライング・トゥ・テル・ユー』
2021/9/10 Release
HVNLP196CDJ 2,400円(tax out)
1. Music Again
2. Pond House
3. Fonteyn
4. Little K
5. Blue Kite
6. I Remember It Well
7. Penlop
8. Broad River
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