2021/07/25 14:00
2021年7月26日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Snow Man『HELLO HELLO』が820,349枚を売り上げ、首位を獲得した(集計期間2021年7月12日~2021年7月18日)。また、『Grandeur』は8,560枚を売り上げ10位を獲得、発売後26週目で累計販売枚数を1,007,820枚とし、『D.D./Imitation Rain』(Snow Man vs SixTONES名義)、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』に続いて3作連続のミリオン突破となった。
『HELLO HELLO』は前作『Grandeur』から6カ月ぶりに発売された4枚目のシングルで、表題曲「HELLO HELLO」はメンバーのラウールが映画初主演を務める『ハニーレモンソーダ』の主題歌に採用されている。
ここでは、Snow Manのシングルが発売後週を追うごとに、どの様に売れて行ったかを、SoundScanJapanのデータを使用し調査してみた。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/102251/2)は、これまでSnow Manが発売した4枚のシングル(『D.D./Imitation Rain』(Snow Man vs SixTONES名義)、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』、『Grandeur』、『HELLO HELLO』)についての折れ線グラフで、発売日が新しい作品は濃い線、古い作品は薄い線となっている。この表は、累計販売数を縦軸にし、横軸には発売日からの経過週(一番左が発売日の週=1週目、右に行くほど週が経過)を表している。また、最も時間が経過している『D.D./Imitation Rain』の77週を表示しているが、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』は現在発売後41週のため、42週以降は減る事のない最低限の数字として、現在までの累計販売枚数(1,104,653枚)としている。同様に『Grandeur』は27週以降は1,007,820、『HELLO HELLO』は2週目以降は820,349枚としている。
この表を見ると、過去3作はいずれもある程度時間が経ってもかなりの枚数が売れ続けている事が目につく。実際、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』と『Grandeur』は週の売り上げで1,000枚を切った事はなく、『D.D./Imitation Rain』にしても34週までは4桁の売り上げを維持し、発売後1年以上経過しても424枚~3,043枚と高い次元で推移している。この傾向は、発売後数週間で販売枚数が縮小してしまう現在の一般のCDシングルの傾向とは異なり、これがSnow Manの強さと言えるだろう。
作品別に見ると、デビュー作『D.D./Imitation Rain』は初週売り上げこそ4作中最も低い752,236枚だったが、9週目まで10,000枚/週をキープしておりグラフの傾きも非常に高くなっている。また、ミリオン獲得の24週前後やデビュー1周年の53週前後でも跳ね上がっているのがわかる。2作目『KISSIN’ MY LIPS/Stories』は4作中、初週販売枚数も累計販売枚数も最も多く、発売直後の勢いで4週でミリオン突破、また、こちらもデビュー1周年の16週でグラフが上がっている。3枚目『Grandeur』は2週目に大きく伸び、その後も堅調に推移し、26週目のミリオン達成週に伸びている。4作目の『HELLO HELLO』はまだ発売1週目のため、推移はまだ見れないが、『KISSIN’ MY LIPS/Stories』に次ぐ初週販売枚数であり、今後の動向が期待される。
全ての作品がロング・セールになっている事や、ミリオン到達週やデビュー1周年にセールスが大きく伸びる傾向から。ファンに強く支えられているSnow Manは、3作連続ミリオン等の偉業を成し遂げている事がわかる。彼らのこれからの活躍に注視したい。
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