【ビルボード】BTS「Permission to Dance」が初のストリーミング首位　映画『竜とそばかすの姫』メインテーマが初登場

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2021/07/21 15:38

　2021年7月21日公開（集計期間：2021年7月12日～7月18日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、BTSの「Permission to Dance」が初の首位を獲得した。

　「Permission to Dance」は、BTSが7月13日にリリースしたEP『Butter』の収録曲で、制作にはエド·シーランが参加する。7月9日に先行配信がスタートし、前週は週末3日間の集計にもかかわらず、8,125,370回再生を記録して6位に初登場したが、最初の1週間フル集計を迎えた当週は5ランクアップしてトップに躍り出た。再生回数は19,965,634回で、これはBTSの楽曲「Butter」が記録した29,935,364回に次ぐ、歴代2番目の週間再生回数だ。その「Butter」は1ランクダウンして2位となり、連覇記録は8週でストップ。とはいえ再生回数は前週比102%の14,469,653回と微増しており、高水準を依然としてキープしている。

　前週2位だったYOASOBIの「三原色」は3位にエントリー。再生回数は前週比91%の9,045,533回を記録した。同曲はNTTドコモ「ahamo」のCMソングとして起用されており、7月16日には英語版の「RGB」がリリースされたことから、こちらの伸びしろ次第では次週以降のチャート・アクションをより活性化させるかもしれない。そして4位は、同じく英語版が話題のYOASOBIの「夜に駆ける」で、再生回数は前週比90%の8,857,253回を記録している。

　前週40位から当週14位にジャンプアップしたのは、優里が7月7日にリリースした最新シングル「シャッター」で、再生回数は4,914,593回を記録した。YouTubeチャンネル『優里ちゃんねる【公式】』の企画から生まれた同曲は、チャンネルのカメラマンを務めるJUN MIYASAKAのために優里が書き下ろした楽曲で、こちらも最初の1週間フル集計を迎え、大きく再生回数を伸ばした。

　当週100位内に初登場した楽曲としては、40位のmillennium parade × Belle「U」が最高位。7月12日にリリースされた同曲は、7月16日に公開開始された細田守監督の最新映画『竜とそばかすの姫』のメインテーマで、作詞・作曲を常田大希が手掛け、歌唱を映画の主人公であるベル（すず）の声を演じた中村佳穂が担当した。『竜とそばかすの姫』は興行通信社によると土日2日間で動員45万9000人、興収6億8000万円を記録して、動員ランキング首位をマークしており、この映画の好調が楽曲のチャート・アクションを活性化させるか、次週以降も要注目だ。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Permission to Dance」BTS（19,965,634回再生）
2位「Butter」BTS（14,469,653回再生）
3位「三原色」YOASOBI（9,045,533回再生）
4位「夜に駆ける」YOASOBI（8,857,253回再生）
5位「Dynamite」BTS（8,749,334回再生）
6位「ドライフラワー」優里（8,082,588回再生）
7位「Cry Baby」Official髭男dism（7,731,428回再生）
8位「怪物」YOASOBI（7,352,078回再生）
9位「踊」Ado（6,137,726回再生）
10位「きらり」藤井風（6,057,222回再生）

※（）内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。

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