2021/07/21
ジャスティン・ビーバーとザ・キッド・ラロイの新しいコラボ曲「Stay」が、2021年7月24日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”において3位に初登場し、ジャスティンはHot 100に100曲送り込んだ最年少ソロ・アーティストの称号を手に入れた。
1994年3月1日生まれのジャスティンの当該チャート発表時点での年齢は27歳4か月3週間。2015年に100曲目を達成し、これまで最年少記録を保持していたドレイクの28歳11か月2週間を抜いた。ちなみに、3位に後退したリル・ウェインは、2012年に100曲目を達成、29歳5か月3週間だった。
奇しくもジャスティンが初めてHot 100入りしたのは12年前の今週で、「One Time」が2009年7月25日付のチャートに初登場した。当時の彼の年齢は15歳4か月3週間だった。以下、1958年8月4日の発足以来Hot 100チャートに最も多くの楽曲を送り込んでいるアーティストのランキングを紹介する。
◎米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”チャートイン数ランキング
1. ドレイク 235曲
2. 『グリー』のキャスト 207曲
3. リル・ウェイン 174曲
4. テイラー・スウィフト 137曲
5. フューチャー 123曲
6. ニッキー・ミナージュ 118曲
7. エルヴィス・プレスリー 109曲
8. カニエ・ウェスト 109曲
9. クリス・ブラウン 103曲
10. ジェイ・Z 102曲
11. ジャスティン・ビーバー 100曲
注目すべきことに、『グリー』のキャストが100曲目のエントリーを記録した際、複数のメンバーが現在のジャスティンより若かった。また、Foxでシリーズが放送されていた頃にメンバーが入れ替わっていたこのグループは、1曲目の初登場から100曲目がチャートインするまでの最速記録を保持している。2009年6月から2010年12月の間のたった1年6か月1週間だ。
また、故エルヴィス・プレスリーの音楽活動期間はHot 100の発足以前より始まっている。“キング”と称された彼が100曲目となる「T-R-O-U-B-L-E」をHot 100に送り込んだのは1975年5月で、この時彼は40歳4か月だった。Hot 100以前のポップス・チャートには1956年から30曲がランクインしているが、仮にこれを含めたとしても、100曲目を達成した時点でのソロ・アーティスト最年少記録はジャスティンとなる。1968年4月にプレスリーの「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」がHot 100で70曲目となるチャート入りを果たした際、彼の年齢は33歳3か月2週間だった。
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