2021/07/02
米トーク番組『レイトx2ショー with ジェームズ・コーデン』を今週1週間ジャックしているエド・シーランが、第3夜となる現地時間2021年6月30日に「Thinking Out Loud」のパフォーマンスを行い、番組の人気コーナー『Side Effects May Include』にも出演した。
新型コロナウィルス対策として、ソーシャル・ディスタンスを取りながら、長いアンカーデスクに横並びに座ったエドと番組司会のジェームズ・コーデン。物事の隠れた“副作用”をユーモラスに羅列していく人気コーナー『Side Effects May Include』だが、今回は「Thinking Out Loud」などエドの楽曲がテーマに進められた。
最初のお題となった「Shape of You」では、エドが「曲にワクチン接種を受けたか、まだかという歌詞を追加する」と述べると、ジェームズは「モデルナ、ファイザー、どちらでも大丈夫です」と歌った。そしてエドが「2回目の接種を受けたらもう大丈夫です」、ジェームズが「でも効果が出るのには2週間かかります」と続けると、最後にエドが「曲に全然合ってないけど、これは重要なことです」と見事な高音ヴォーカルとともに締めくくった。他にも、エドがビヨンセと一緒にパフォーマンスした際に巻き起こった論争にも焦点が当てられた。
「Thinking Out Loud」のパフォーマンスは、第1夜の「Bad Habits」同様にフル・バンドとともに行われた。この日は、さらにバックアップ・シンガーも迎えた豪華な編成で、よりソウルフルで、R&B感が増すとともに、教会のオルガンのような音色やエレキ・ギターのソロがアクセントとなっていた。
アコースティック・ギターとループペダルを巧みに使い、これまでずっと一人でパフォーマンスをこなしてきたエドだが、第1夜のインタビューで、実験的にバック・バンドとの演奏を試みていることや、今後もより頻繁に起用するかもしれないことを明かしていた。彼は「ループペダルを使ったパフォーマンスは15年やってきた」と話すと、「次のツアーでは何かが変わらなければならないと思っている。それが、バンドとの演奏である必要はないけれど、どんな感じか試してみているんだ」と続けていた。
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