2013/02/14
社会奉仕活動を途中でやめさせるなど、クリス・ブラウンのために自ら危険を冒した警察署長がこのほど辞職した。
リッチモンドの警察署長ブライアン・T.ノーウッドが2月12日、ドワイト・C.ジョーンズ市長に辞表を提出し、即時受理されたとリッチモンド・タイムス-ディスパッチ紙が伝えている。ジョーンズ市長は「彼がリッチモンド警察署長の座を退くことについて、我々は双方で合意した」と話している。
2008年より署長を務めていたノーウッドと彼の部署は、2009年に当時および現在のガールフレンドであるリアーナへの暴行に際したブラウンの社会奉仕活動義務を見過ごしたとして、ロサンゼルス検事らから非難を浴びていた。
TMZによると、ブラウンは保護観察のもと地元での社会奉仕活動を全うするよう言い渡されていたが、ノーウッドは“ブラウンをリッチモンド保護観察局の目から外れるよう助けたり、自ら直接手回しした”というのだ。
また彼は、当時このケースを扱ったパトリシア・シュネッグ判事に個人的に手紙を書き、ブラウンがリッチモンド地域でおよそ202日間の監視下における社会奉仕活動を無事に終了したと保証していた。
副地方検事のメアリー・マーレイは、先週提出された申し立ての中で、ブラウンの社会奉仕活動に関するノーウッドの報告書は「この上なくずさんな証拠書類であり、最悪な不正報告書である」と述べている。
ブラウンは先週水曜(2月6日)、真意を問われている社会奉仕時間についての質問を受けるため法廷に召喚されたが、新たな裁判官である上級裁判所裁判官ジェームズ・ブランドリンはさらなる情報を求め、4月5日に再尋問を行なうとした。
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