2021/06/11
今、芸能人の間で人気の4人組ロックバンドI Don't Like Mondays.(通称:アイドラ)が、4月9日・11日にBillboard Live TOKYOで【Billboard Live Tour 2021】を開催した。
3年ぶりにBillboard Liveの3会場ツアーをスタートさせたI Don't Like Mondays.。4月1日に初日となる横浜公演を終えたばかりで、本公演はツアー2箇所目となっている。会場にはメンバー考案のコラボカクテルやスイーツなどが用意され、さらにオリジナルマスクが全員に配られた。ここでは、キャッチーなメロディにセクシーなサウンドで会場を沸かせた1stステージの様子をレポートしていく。
ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークのコラボ・プロジェクトであるシルク・ソニックの「リーブ・ザ・ドア・オープン」をバックに登場したメンバー。バンドメンバーのパワフルなアンサンブルから「MR.CLEVER」でライブの幕が上がり、活気に満ちたスタートダッシュを切ったI Don't Like Mondays.。続く「SUPER SPECIAL」では、SHUKI(Dr.)の跳ねるような16ビート、KENJI(Ba.)が織りなす重厚なベースライン、そしてCHOJI(Gt.)のワウの効いた音色から歪みの音色に移り変わるギターソロをたっぷりと堪能することができた。そこに、YU(Vo.)が甘く艶のある歌声を乗せていく。序盤から、会場のボルテージが徐々に上がっていく空気感をたっぷりと味わうことができた。
「楽しみましょう!」というYUの掛け声から、空間系エフェクトが効いたSEが聴こえてくる「全部アナタのせいなんだ」を皮切りに、「Sunflower」、「東京エキストラ」と、ラブソングをクールにパフォーマンスしていく。中盤に差し掛かったところで、アコースティックコーナーがスタート。事前にファンから募集していたリクエストに応えて、温かみのある照明がステージを包み込んだ「LOVE YOURSELF」を披露した。1度目の緊急事態宣言下にピアノを始めたというYU。弾き語りの「Zero Gravity」と「Marry me」では、YUの才能を再確認し、オーディエンスも演奏に釘付けになった瞬間だった。
後半戦に突入すると、バンドメンバー1人ひとりがソロを行いながら自己紹介。その後は、会場をムーディな雰囲気に変えた「ENTERTAINER」。そのまま「FIRE」、「WE ARE YOUNG」とアップテンポナンバーを投下し、楽曲ごとに多彩な音色を放つメンバーとYUの歌声でオーディエンスを圧倒していく。ラストに向けて、会場の熱気がさらに高まっていった。
再び勢いがついてきたところだが、惜しまれながらも本編はいよいよ最後の楽曲に。「これからも、もっとみなさんを楽しめる、背中を押せる曲を作れればいいなと日々思って歩んでいきます。一緒に頑張ろう!」と、前向きな言葉を投げかけるYU。そんな彼らがラストの楽曲に選んだのは、I Don't Like Mondays.が次のステージに進むために、今何ができるのかについて率直な思いを込めた「ミレニアルズ ?just I thought?」だ。観客にも「何かのきっかけになってくれたらいいな」と願いを込めながら歌い上げ、本編を締めくくった。
大きな拍手に迎えられて始まったアンコール。1曲目には、4月7日にリリースしたばかりの新曲「地上を夢見る魚」をパフォーマンス。弾むようなバンドサウンドにYUがメロウな歌声を乗せていく。そして、ラストは「LEMONADE」でエネルギッシュに終幕を迎えた。
なお、I Don't Like Mondays.は今後、4月公演が延期となった大阪公演を6月17日に行う予定だ。
Text by Tatsuya Tanami
Photo by Masanori Naruse
◎公演情報
【I Don’t Like Mondays.
Billboard Live Tour 2021】
ビルボードライブ東京
2021年4月9日(金)※終了
ビルボードライブ横浜
2021年4月1日(木)※終了
ビルボードライブ大阪
2021年6月17日(木)
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