2021/05/31
舞台『赤シャツ』が9月上旬から東京建物 Brillia HALL、9月下旬から森ノ宮ピロティホールで上演される。
夏目漱石の小説『坊ちゃん』の主人公の敵役である「赤シャツ」を主人公に据え、『坊ちゃん』の物語を赤シャツの視点から描く同作。マキノノゾミが書き下ろし、宮田慶子が演出を手掛ける。赤シャツ役で主演を務めるのは桐山照史(ジャニーズWEST)。
◎宮田慶子 コメント
“赤シャツ”は、ご存じの通り、近代日本文学を代表する夏目漱石の名作「坊ちゃん」に登場する人物です。この舞台でも、あの痛快冒険活劇が展開します。ただし視点を変えて“坊ちゃん”の敵役である“教頭の赤シャツ”の立場からえがいており、誰もが知る物語のかくされた真相がつぎつぎと明らかになるスリリングな舞台です。初演時から私が愛してやまないこの作品を、桐山照史さんが演じてくださることになり、今からワクワクしています。誤解や行き違いに翻弄される「人間・赤シャツ」を生み出してくださることを楽しみにしています。
窮屈な日常に疲れているすべての方にお届けする、笑いながら心に染み入る舞台を作りたいと思います。
◎桐山照史 コメント
舞台がとても好きなので、生でお芝居ができるチャンスをいただけてとても嬉しいです。今回改めて、小説「坊ちゃん」をまず読んで、戯曲を読みました。赤シャツにはこういった面もあったのかなぁと感じられました。「坊ちゃん」を読むと、面白さの倍増する作品だと思います。演出の宮田さんとは、今回初めてですが、すでにご一緒している横山君から、『一から丁寧に教えてくださった』、また髙木君からは『厳しいけれど愛のある方』と聞いて、少しホッとしています。厳しい、というところはちょっとドキッとしますが(笑)、これまで上演されてきた名作、僕なりの引き出しをプラスしてヒール役を思いっきり楽しめたらと思います。
◎公演情報
『赤シャツ』
2021年9月上旬~中旬 東京建物 Brillia HALL
2021年9月下旬 森ノ宮ピロティホール
作:マキノノゾミ
演出:宮田慶子
主演:桐山照史(ジャニーズWEST)
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