GfK Japanによるダウンロード・アルバム売上レポートから、2021年5月24日～5月26日の集計が明らかとなり、『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編 オリジナルサウンドトラック』が653ダウンロード（DL）で首位を走っている。

　本作は梶浦由記と椎名豪による劇伴39曲に、OPテーマ「紅蓮のTVサイズ、EDテーマ「from the edge」のTVサイズ、第19話挿入歌「竈門炭治郎のうた」を加えた、全42曲が収録されている。現在653DLで、2位のYOASOBI『THE BOOK』が383DLと270DL差をつけているが、6月2日公開のダウンロード・アルバム・チャートがどうなるか注目だ。

　現在3位には、ポルカドットスティングレイ『赤裸々』が325DLで続いている。4曲入りのEPとなる本作には、Netflixで全世界先行配信され、初のTVアニメシリーズ化となった『ゴジラ S.P ＜シンギュラポイント＞』エンディングテーマ「青い」など、“恒例”のほぼコラボ・タイアップ曲の収録となっている。

　そのほかトップ10に初登場しているのは、GRAPEVINEの約2年振り17枚目となるニューアルバム『新しい果実』（現在6位）、AJICOのEP『接続』（現在7位）の計2作品。AJICOはUAと元BLANKEY JET CITYの浅井健一らがメンバーのバンドで、2000年に結成されたものの、わずか1年で活動休止をしていた。しかし、2021年に再結成となり本作をリリース。本作にはUAの呼びかけで2019年より制作が始まった「地平線 Ma」「惑星のベンチ」「接続」「L.L.M.S.D」といった新曲4曲が収録されている。

◎Billboard JAPANダウンロード・アルバム集計速報
（2021年5月24日～5月26日の集計）
1位『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編 オリジナルサウンドトラック』Various Artists
2位『THE BOOK』YOASOBI
3位『赤裸々』ポルカドットスティングレイ
4位『HELP EVER HURT COVER』藤井 風
5位『LADYBUG』LiSA
6位『新しい果実』GRAPEVINE
7位『接続』AJICO
8位『ZZ's II』ももいろクローバーZ
9位『HELP EVER HURT NEVER』藤井 風
10位『BE』BTS

※Billboard JAPANの週間ダウンロード・チャートはGfK Japanと米国ニールセンのデータをもとに生成していますが、先ヨミ時点の集計はGfK Japanのデータによる推定値となります。